国際情報

井沢元彦氏「韓国の虚言を真に受けるなと世界に主張すべき」

 国際社会で「反日」活動を行う韓国のさまざまな画策を知った上で、残る問題は私たちはこの「厄介な隣人」とどう付き合うか、ということだ。作家・井沢元彦氏が、有効な対応策を提案する。

 * * *
 この「歴史戦争」紛れもなく日本に追い風が吹いている。

 日本は、この好機を捉え強い意志で勝利を呼び込む努力が必要である。そのために必要な事はやはり宣伝戦であろう。

「至誠、天に通ず」などという言葉、つまり誠を尽くしていれば必ず天が味方してくれるという感覚、日本人はこれが大好きだが、やはりそれでは国際的に通用しないということを思い知るべきだろう。

 現に「従軍慰安婦は性奴隷」というデタラメの主張、あるいは「日本海でなく東海と呼べ」などという全く合理的根拠を欠く独善的な主張が、韓国があらゆる場で宣伝し続けたことによって、国際社会の常識になってしまったではないか。これを覆すのは大変な努力がいる。

 しかし今韓国は墓穴を掘っている。アジア大会の極めて不公正な審判、あるいは産経新聞ソウル支局長の告発など、世界の常識から見てどう考えても異常な事を韓国は実行している。

 また大勢の犠牲者が出たことについては哀悼の意を表さなければならないが、セウォル号の事故などは先進国ではあり得ない事故である。しかも、ついこの間ずさんなコンサート会場の設営によって若者がまた死んだ。

 世界中の国が韓国の異常さに呆れている。だからこそ「あんな異常な国家の言うことをあなたたちは真に受けるのですか?」と日本は主張すべきなのである。

※SAPIO2014年12月号

関連キーワード

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン