一方、先物・オプションSQを通過したことにより、海外勢などメジャー処はクリスマス休暇に入る。商いが細りやすいなか、短期筋の売買で振れやすい需給状況にも。個人主体による中小型株での短期的な値幅取り狙いの商いが活発化しそうだ。そのほか、NISA資金流入なども意識されやすく、こちらは主力大型株が物色対象か。
その他経済スケジュールでは、15日に日本銀行が企業短期経済観測調査(短観12月調査)を発表する。事前予想の中央値は大企業製造業DIがプラス13(9月調査プラス13)。18、19日に日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開き、会合後に黒田東彦総裁が会見する。海外では、16日に11月の米住宅着工件数、16、17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。日銀からのクリスマスプレゼントなども意識されやすだろう。