ビジネス

コスパの高いビジネスホテル 評論家が勧める全国33施設紹介

スタイリッシュな高崎駅前(群馬)の「ホテルココ・グラン高崎」

 2014年、出張や旅行で全国各地にあるビジネスホテルを利用した人は多いだろう。

 かつてビジネスホテルといえば、価格重視でグレードは二の次というイメージを持たれがちだったが、近年は高級ホテルと見紛うほどゴージャスな客室やきめ細かなサービスでコストパフォーマンスが高いホテルも増えた。

「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)の著者で、国内700軒以上のホテルを利用してきたホテル評論家の瀧澤信秋氏に、全国地域別コスパのいいビジネスホテルを挙げてもらった。

 * * *
 ビジネスホテルには料金が安い「低廉型」と、低廉型より概ね2割以上高い「付加価値型」に分別できる。低廉型の代表格は「東横イン」チェーンや「スーパーホテル」チェーンで、付加価値型としては「リッチモンドホテル」チェーンや「三井ガーデンホテル」チェーンなどが挙げられる。

 上記のような全国にその名を轟かせるチェーンは、大変よく研究されている秀逸なホテルチェーンが多く、同一チェーンであれば全国各地同じクォリティのホテルライフを過ごせる安心感もあり人気だ。

 ところが、それらチェーンに対抗すべく、地方の小規模チェーンや地元独立系のホテルで、まさに「進化系ビジネスホテル」ともいえる施設が続々と誕生している。そこで、大規模全国チェーンを除いた、全国地域別のオススメビジネスホテルを挙げてみたい。

 チェックポイントは、清潔感やデザイン性はもちろん、朝食(無料朝食)や大浴場(サウナ)など、客室ではデュベスタイル(掛け布団が清潔なシーツでカバーリングされている)、お持ち帰り(ウォッシャブル)スリッパなどだ。

 下記のホテルでは、すべて採用しているホテルもあれば、一部採用されているホテルもある。ホスピタリティや実勢宿泊料金などを勘案して、掲載したホテルは、低廉型・付加価値型が混在しているが、平日の閑散期なら6000円前後で宿泊できるホテルが多い。概して当該地域でコストパフォーマンスに優れたホテルであるといえる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト