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B級グルメ専門家が判定 一番美味しいカップカレーうどんは

 寒さ厳しい季節に、手間いらずで体にも心にもあったかいカップうどん。近年は各社とも改良に改良を重ね、進化し続けている。そこで、定番の「カレー」のジャンルで、本当においしいカップうどんはどれか、B級グルメ探究家と気鋭の料理研究家が食べ比べてみた。

【審査員】
柳生九兵衛さん:B級グルメ探究家。ライフワークは新製品のチェック。
澤田美奈さん:「美奈のおしゃデリクッキング」主宰。「クックパッド料理教室」で3か月連続人気1位に輝く、注目の料理研究家。
女性セブン記者A子:振り返れば、初代「どん兵衛」「赤いきつね」から現在まで、カップうどんを食べ続けてきたR50記者。

■日清のどん兵衛 カレーうどん(東)
180円/日清食品

 1981年誕生。1913年5月にカレーつゆをリニューアル。「東」は濃厚でスパイス感あるコクつゆ、「西」はだしをきかせた旨みつゆに仕上げた。「もっちりとした麺がおいしい。大きめのじゃがいもが入っているのがうれしく、ねぎやにんじんなど、見た目が鮮やか。つゆがやや塩辛いと感じる人もいそう」(澤田さん)。

柳生→麺5、つゆ4、具4.5、全体のバランス5
澤田→麺5、つゆ4、具4、全体のバランス4.5
記者→麺5、つゆ3.5、具3.5、全体のバランス4
合計52点

■明星 一平ちゃん大盛 カレーうどん
200円/明星食品

 昨年12月発売。調味油でカレー風味を引き立て、「香り」と「辛み」のきいたスパイスを最後にふりかけてインパクトのある味わいに仕上げる。「かなりスパイシー。カレー好きが満足できる味。カレーうどんと相性のいい刻み揚げも◎」(澤田さん)。

柳生→麺4、つゆ4.5、具4.5、全体のバランス4.5
澤田→麺4、つゆ5、具4.5、全体のバランス5
記者→麺3.5、つゆ3、具3.5、全体のバランス3
合計49点

■黒い豚カレーうどん
180円/東洋水産

 1995年発売。昨年6月にはより濃厚感を増したとろみつゆに、8月にはよりコシのある太麺にリニューアル。豚の旨みと玉ねぎの甘みがマッチしている。「唯一豚肉が入っていて存在感がある。ただ、もう少し量が多ければ、さらに満足のいく一杯になったのでは」(柳生さん)。

柳生→麺5、つゆ3.5、具4.5、全体のバランス4
澤田→麺3、つゆ3、具4、全体のバランス3
記者→麺3.5、つゆ3.5、具3.5、全体のバランス4
合計43.5点

※女性セブン2015年2月19日号

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