ライフ

犬連れスキー どこに車が止められるかが楽しさを大きく左右

 ウインタースポーツの季節真っ盛り。愛犬家は、やはり犬も一緒にゲレンデへと飛び出したいもの。犬の飼い方の基礎知識や生態などを分かりやすく解説した『イヌのホンネ』(小学館新書)著者で、犬のしつけ教室・Can! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく犬のしつけを指導する西川文二氏が、犬連れスキーの心得について解説する。

 * * *
 キャホッホ~! コレ、スキーの最中に、私めの口からついつい出ちゃう奇声。子供たちが成人する前はこの季節、毎年のようにスキー場に出張ったものですわ。もちろん犬連れでね。

 もっとも犬はリフトには乗れん、スキーもやらん。お楽しみは、雪上散歩や雪上トッテコイなど。とはいえ、ず~っと遊びなどをやり続けるわけにもいかん。休憩も必要ですからね、人にも犬にも。

 で、問題となるのが、犬を休ませる場所。昔の番犬とは違うんでね、チベタイ地面で長時間休ませるわけにはいかん。となると休ませるのは、必然的に車の中となる。

 さて、どこに車を止めるか、いやどこに車が止められるか……実はコレがですな、犬連れのスキーの苦楽を、大きく決定づける。

 ベストは、ゲレンデから車が見える場所。2番目は、ゲレンデからは車が確認できなくとも、ゴンドラやリフト乗り場のそば。いずれも、滑り降りるたびに、犬の様子が見られるし、犬の世話係の交替もできる。たまには犬を車に残して、家族全員で滑りを楽しむことも可能となる。

 ただこれからの季節、犬を車内に残す際は注意も必要。ピーカンの下、締め切った車内は結構な温度となる。熱中症予防のために、窓を少し開け、車内の温度上昇を抑える必要が出てくる。

 窓を開けとくとなると、今度は車上荒らしが心配。まぁセキュリティの面からも、やっぱゲレンデから確認できる場所に車を止めるってのが一番、となるわけですな。

 事実私めなんぞは、駐車場がゲレンデから見てどこに位置するかってことを最優先に、スキー場選びをする。加えてそこそこいいポジションを確保するためには、当日は出遅れないことも重要。

 キャホッホ~! なんだか行きたくなってきちゃったぞぉ、久々の犬連れスキー!

※週刊ポスト2015年2月27日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン