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銀行株上昇を先読みしてた杉村太蔵 ETFを勧める理由とは

銀行株上昇を先読みしていた杉村太蔵

 銀行株を買い増ししていることを1月30日発売の『女性セブン』で明かした杉村太蔵氏(35才)。その翌週から、株式相場では銀行株の株価が急上昇! 絶好調の杉村氏は、2010年の参議院選挙落選からわずか4年で、多くの資産を株式投資で稼ぎ出した“株の達人”だ。

 昨年10月発売の初著書『バカでも資産1億円「儲け」をつかむ技術』では、日経平均株価2万円台にいくと強気の予想をし、さらに注目銘柄についても初公開している。そんな杉村氏がおすすめするのは、ETFだという。いったいなぜか? 杉村氏に聞いた。

 * * *
 ETF(上場投資信託)は、株式市場に上場している投資信託で、初心者でも比較的始めやすいです。2008年、ぼくが株を始めて初めて買ったのも日経平均株価に連動したETFでした。これまで何度も買い、かなり利益を上げました。

 ETFは従来の投資信託と違って、日経平均株価などの指数に合わせてリアルタイムに変動するので値動きをみながら売買できます。信託報酬などのコストも低め。日経平均株価連動型のETFなら、日経平均株価採用の225銘柄に分散投資するのと同じなので、リスク低減にもなります。

 始め方は、証券口座を開いて株取引と同様に買い注文を入れるだけ。数千円から数万円程度で購入できます。年間で数万円の取引なら手数料と信託報酬を合わせて数百円程度の負担で済むことも。毎月決まった日に1万円ずつコツコツ買うのもいいでしょう。

 先日、証券会社時代の仲間と集まる機会がありました。その時に「今買うなら(日経平均連動型の)ETFがいいだろう」という話になりました。証券業界でも日経平均株価の上昇を予想する人が多く、ETFは注目なのです。

※女性セブン2015年2月12日号

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