スポーツ

カープ芸人 バリントンの穴埋まったと感じ捕手・會澤に注目

 チームもファンも今年こそ悲願の優勝という思いが強い広島カープ。熱狂的広島ファンの“カープ芸人”として知られ、球団の内情にも詳しいお笑いコンビ「ザ・ギース」の尾関高文氏が語る。

「広島の元投手で現駐米スカウトのシュールストロム氏が、新外国人投手のジョンソンのことを“カープの過去10年で一番いい投手”と評価しています。バリントン(過去4年で42勝)の抜けた穴が心配でしたが、ジョンソンの初登板での初完封を見る限り、完全に穴は埋まったと考えていいと思います」

 打線では昨季37本塁打でホームラン王を獲得したエルドレッドが膝の負傷で復帰の目途が立たないのは痛いが、それを丸佳浩や菊池涼介ら俊足巧打の選手が機動力でカバーしている。さらに緒方孝市監督は開幕からルーキーの野間峻祥を1番に据えるなど、新戦力の起用にも積極的だ。

 尾関氏は、捕手の會澤翼に注目する。

「2006年の高校生ドラフトで3位指名された会見では、短ラン&ボンタン姿で出てきて関係者を驚かせた。度胸満点でルーキーイヤーの二軍の試合では、頭に死球を受けて相手の完全試合を阻止したというツワモノです。二塁への送球は1.8秒台(平均は2.0秒といわれる)という強肩に加え、パンチ力のある打撃が魅力。打てる捕手・會澤に期待しています」

 投打が噛み合ったチームが完成しつつある。

※週刊ポスト2015年4月17日号

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