芸能

小林麻耶 結婚できない自虐キャラ踏襲の姿に「昭和的」の声

 テレビタレントの生命線は「キャラ設定」。強烈なぶりっ子をこじらせ(?)、結婚できない「痛い女」キャラに転じて再ブレークしたのが元TBSアナウンサーの小林麻耶(35)だ。

 週刊文春でこの春始まった連載コラム『小林麻耶のいつまで独身?』が痛すぎてウザいとの声があがっているのも計算のうちなのか。

〈今年、年女で厄年です〉〈私は結婚できるのか、はたまた本当は結婚したくないのではないか〉と連載初回から謎の自問自答。第4回では〈「彼」の存在を感じる生活〉と題し、突然、ダブルベッドの購入を告白。

〈とりあえずスリッパと歯ブラシを二つずつ置いてみようかな? 現在はエア彼氏を頑張っています〉

 最近、フジテレビ系の昼の帯番組『バイキング』にレギュラー出演し、ぶりっ子キャラ全開で女性視聴者に賛否両論巻き起こしたことが話題になった。連載コラムでは、バラエティ番組の再現VTRで「視聴者をムカっとさせる悪役」を演じていることを報告したが、その役作りが正直すぎる。

〈幸いなことに(!?)、過去に女性からなぜか嫌な態度を取られることがあったので、そのときの「方々」の言動を鮮明に思い出し、演技に存分に活かさせていただいています〉

 コラムニストの林永子氏がいう。

「結婚が無条件に女性の幸せに繋がらないことは現代女性の常識。過去に無数の女性芸人やタレントがやり尽くした“結婚できない自虐キャラ”を今さら踏襲するあたりがものすごく昭和的です。しかも、報道の仕事に携わってきたキャリアウーマンとは思えないぐらい、社会に映る自己像をわかっていない幼稚さがある」

※週刊ポスト2015年5月8・15日号

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