国際情報

SNS発で話題のおっぱいコーラチャレンジ 創始者が意図語る

 スタイル抜群の若い女性たちがトップレス姿で胸の谷間にコーラを挟んで上下に、左右に揺らす。男たちも胸を躍らせるそんな自撮り動画が5月下旬からネットに溢れ始めた。

 日本では「おっぱいコーラチャレンジ」と呼ばれ、フェイスブックやツイッターなどのSNSで見かけるようになったこの流行。乳がん撲滅に向けた啓発運動にも見えるが、詳細は分からない。

 フェイスブックの古い投稿を辿っていくと、その“創始者”は、アメリカ人モデルのジェマ・ジャクスさんであることが判明した。自身も推定Eカップの胸にビンのコーラを挟む動画を公開している。ズバリ聞いた。なぜコーラを胸に挟んだのですか?

「コーラが好きだからよ。友達が冗談で『コーラ好きなら、おっぱいで挟んでみてよ』といってきたから、ふざけてやってみたの。それを自分のフェイスブックにアップしたら、瞬く間に広がった。最初は乳がん啓発の意図はなかったの」

 ところがそれを真似た動画が数多くアップされると、投稿者から乳がん啓発運動にしようという声が出てきた。ジェマさんはそれに同意し、自身も乳がん啓発を訴えるようになった。

 同様のチャレンジといえば「アイス・バケツ・チャレンジ」が記憶に新しい。昨年夏ごろ流行した同チャレンジは、指名された人が難病のALS(※)患者を支援する協会に100ドル寄付するか氷水をかぶる、もしくはその両方をするかを選んだ上で次の挑戦者3人を指名できる、というルール。日本でもソフトバンク社長の孫正義氏やノーベル賞を受賞した山中伸弥・京都大学教授などが参加したことで話題になった。

【※ALS:筋萎縮性側索硬化症。筋肉を動かしにくくなったりやせ細ったりする。難病指定されている】

関連キーワード

関連記事

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン