国際情報

習近平氏 難しい局面では母に電話する等マザコンぶりが有名

 安倍晋三首相との首脳会談では、無愛想な表情が印象的だった習近平・中国国家主席。普段も強面のイメージが強いが、中国では意外にも「マザコン」で有名だという。最新刊『習近平の「反日」作戦』(小学館刊)を上梓したばかりのジャーナリスト・相馬勝氏が解説する。(文中敬称略)

 * * *
 北京の口コミでは、習近平のマザコンぶりは有名だ。仕事上でも、プライベートでも何か難しいことがあると、母親に電話をして相談するというのだ。これを裏付けるようなエピソードが、2001年1月に重慶テレビで放送された「記憶」という番組のなかで紹介されている。

 習近平が福建省長として多忙を極め、春節でも深センの実家に帰ることができないため、(母の)斉心が電話で「仕事をしっかりやることが最大の親孝行。仕事を全うすることは家庭や自身に責任を持つことと一致する」と前置きしたうえで、「何千回も言っているが、決して油断せず、間違いを犯してはならない。それは私の抗日戦争当時の経験からも裏付けられる。さらに、重責を担っても、健康と安全第一だよ。物事は楽観的に考えた方が良いよ」

 などと述べて、母親としての思いを伝えているのだ。

 なお、斉心は習近平ら2男2女をもうけ、子育てに専念し、習近平の父・習仲勲の死去(2002年)までずっと連れ添った。いまも深センで存命だ。

※相馬勝・著『習近平の「反日」作戦』より

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン