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元手200万円で不動産投資始めた会社員 月200万円の利益実現

 アベノミクスがスタートして以降、日本株が高騰しているが、同じように資産価格が急騰しているのが不動産だ。個人でも不動産投資に挑戦する人もいるが、大きな資金を動かすだけにリスクも大きい。不動産投資で利益を出している人はどのような投資手法を採っているのか。ここでは不動産投資歴5年の紺野健太郎さん(36歳)が、自身の投資手法を解説する。

 * * *
 11年前、私がまだ25歳だったとき、仕事でお金持ちの人たちを見るたびに「どうしたらあの世界に入れるんだろう」と、いつかお金・時間・場所に縛られない自由な生き方をしたいと考えていました。当時の私はサラリーマンで年収も100万円台、貯金は50万円しかありませんでした。そんな普通の人間がお金持ちになるには、“お金に働いてもらう”仕組みを作ることが重要だと思ったんです。

 そこで、31歳のとき、貯めた200万円を元手にローンを組んで、神奈川県大和市の築24年のワンルームを1000万円弱で購入しました。ところが実際に運営してみると、家賃収入からローン返済、管理費・修繕積立金、固定資産税などを引くと手元には毎月2万円ほどしか残りませんでした……。

 さらに入居者が退去するときには修繕費がかかってくるし、入居者募集には広告料もかかる。これでは目標としていた月100万円の収入にはとうてい届かないし、セミリタイアなんて不可能だと気づきました。ワンルームマンション投資をする人が陥りやすいワナだったんですね。

 そこで狙ったのが、一棟モノです。例えば、横浜市西区にある木造1棟アパート。築48年と古いのですが管理は行き届いていて、家賃3万5000~5万円が10室、2000万円台で購入しました。満室なら月45万円の収入で、ローン返済は11万円、32万円ほどのキャッシュフローとなりました。

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