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B1A4 会って話せないとき携帯メールで次回作品の方向性話合う

深夜のソウルでB1A4を直撃取材

 K-POPアイドル界では、デビュー5年を超えて生き残れるかどうかがひとつの大きな分かれ道といわれる。B1A4もデビューして早4年。ポップなパーカを着たカワイイあのころのままでいてほしい気持ちもあるけれど、彼らはこんなにもスーツが似合う大人の男になった。

※写真は、上段右からバロ、シヌゥ、ゴンチャン、下段右からジニョン、サンドゥル。

 そんな彼らの最新グラビアが、女性セブン2015年8月6日号で掲載された。その賑やかな撮影現場に密着した。

 夜9時からのニコニコ生放送『B1A4といっしょ!』が盛り上がりすぎて1時間近くも延長、5人は深夜1時、撮影場所であるソウルの学生街・ホンデのカフェに駆けつけてくれた。

 ドラマの撮影でソウルと済州(チェジュ)島を往復する日々を送っているジニョンはさすがにちょっとお疲れの様子。

 ミュージカルの準備で頭がいっぱいというシヌゥは、それでもカメラマンから「本棚から好きな本を1冊取って」と言われると、1冊1冊丁寧に背表紙のタイトルを確認。インタビューでも「うーん…」と誰よりも長い時間考え込んでから答えるという慎重ぶり。

 サンドゥルは、深夜の時間ということを忘れさせてくれるほど終始明るいテンション。記者が「サンドゥルくんの『片想い』が好きですよ」と言うとすぐにサビを歌ってくれた。

 ちょっと斜に構えて、悪い男風に答えるも、そうなりきれないバロ。

 撮影中ポーズを取るシヌゥの耳元で、ミュージカルの歌を大声で歌って絡みまくるゴンチャン。そんなマンネ・ゴンチャンは、年上メンバーたちが成熟していくB1A4の方向性について、いつも真剣に考えているのを感じるという。

「個人活動が忙しくなってきていても、メンバーたちはいつもB1A4の心配をしています。会って話せなければムンチャ(携帯メール)で連絡を取り合いながら次のアルバムについて、『こういう部分は落とさずに準備しないと…』なんて話してます。

 バロくんはいろいろなソロ活動を通して、とても大人になったと思います。そんな姿はカッコいいけど、つらいことがあるとぼくのところに来て甘えたりもする。バロくんはやっぱりバロくんだなぁと思います(笑い)。サンドゥルくんはいちばん変わらない。その変わらない姿が好きです。やると決めたら誰よりも飛び抜けた熱意や固い意志で立ち向かう。

 ジニョンくんは自分ではさっき精神力をもっと成長させないといけないと言ってたけど、ぼくから見るとすでに精神力がすごいんです。ドラマの撮影で忙しいのに、それをつらいと思わずむしろ楽しんでいますしね。

 シヌゥくんからも、いつもたくさんのことを感じて学んでいます。いつもふざけたりしているけど、メンバーに見えないところで作曲を頑張っていたり。ミュージカル『チェス』もきっと最高の舞台になると思います!」

 時々見つめ合ったり、5人の仲の良いわちゃわちゃ感はライブさながら。でも突然、示し合わせたように5人別々のことを始める。思いついてメモを真剣に取ったり、メールをしたり、ひとつのフレーズを繰り返し歌ったり、本を読んだり。そんな五人五様の姿に、「働く大人の男」なんだとズキッとさせられる。

 プロフェッショナルな集中力で深夜の撮影は順調に終了。寝落ち寸前なほどに疲れているはずのジニョンが、乗り込んだ車の窓を開けて撮影スタッフの目をしっかり見つめ、深々と頭を下げる。車はまだ学生で賑わうホンデの街を走り去っていった。

※女性セブン2015年7月30日・8月6日号

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