フィギュアスケートの実力でも注目が集まる
本田:台本を何度も読むことです。1回読んでわかるのと、2回読んでわかるのと、3回読んでわかるのと、10回読んでわかるのは全然違うし。読むだけじゃなくて、見るのもそうだし、今回は原作も読ませてもらいました。原作では少年が主人公なので、「どうして(映画は)少女なのかな」と考えたりとかもしました。
――今までに一番台本を読んだ作品は?
本田:どの役もわかるまで台本を読みます。だから読んだ数は全然数えてないし、何回でできたからすごいとかもないし。わかっても次もう一回読んだらやっぱりこれ違うな、というのもあったり。
――今回共演した中村玉緒さんから学んだことは?
本田:中村玉緒さんから言ってもらった言葉があるんですけど、「女優さんっていうのは、本田望結じゃない人になる。それが女優さん。そして、怖い役をしたら『この人怖い』と思われるのが女優さんだから、誰かに好かれようとかそういうのを考えるんじゃないよ」と教えてもらいました。
――勉強と女優とスケートと、どういうバランスでしているんですか?
本田:今日は何時にこれをするから何時にこれをしよう、しなきゃダメというスケジュールは立てないので、時間があればやる感じです。お弁当を食べたいと思ったら食べるし、今このジャンプをもう一回やっておかなければダメだなと思ったらもう一回練習します。だから全部楽しくやれます。スケートの練習は時間があれば毎日。1回6~7時間くらいやっています。
――このお仕事をしていて良かったことは?