スポーツ

大八木淳史氏 「南ア戦勝利は世界のラグビー史に残る快挙」

 ラグビーW杯で日本代表が南アフリカ戦に勝利したことをテレビや新聞は、連日「奇跡」「大金星」と報道。つい最近まで総工事費が2520億円に膨らんだ新国立競技場建設を巡って、「2019年のラグビーW杯に間に合わせないといけないから、そのせいで計画変更できない」などと批判されていたことがまるでウソのようだ。

 この快挙には海外からも驚きの声が相次いだ。『ハリー・ポッター』シリーズの著者、J・K・ローリング氏はツイッターで「誰がこの筋書きを描けただろうか」と表現。南アの週刊誌、サンデー・タイムズは「マイク・タイソンが初めてKO負けした試合に匹敵する衝撃」と報じた。

 国内でもインターネットを中心に「すごさ」を喩えようとする者が続出。「序の口力士が白鵬を寄り切った」とか、「竹槍でB29を墜とした」「桐谷美玲が吉田沙保里にレスリングで勝った」という表現もあった。それほど“あり得ないこと”が起きたのである。

 日本代表のキャップ数30を誇る大八木淳史氏が大興奮で語る。

「代表メンバーに叱られるかもしれないけど、奇跡ですよ。勝った瞬間に涙が出た。我々は1991年にジンバブエ相手にW杯初勝利を挙げ、アジアラグビー史に名を残したが、値打ちがまるで違う。これは世界のラグビー史に残る快挙です!」

※週刊ポスト2015年10月9日号

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