芸能

朝ドラヒロイン波瑠 「びっくりぽん」な濡れ場過去を再現

 初回視聴率21.2%の好スタートを切ったNHK朝ドラ『あさが来た』。ヒロインを務めるのは、これまでファッション誌『non-no』(集英社刊)などでモデルとして活動してきた波瑠(24)だ。ショートカットが印象的な清純派で、「夏目雅子の再来」との呼び声も高い。

 ニッポンの朝を彩る清純イメージの波瑠には意外な「過去」があった──。

 2013年公開の映画『みなさん、さようなら』(中村義洋監督)では、濱田岳(27)演じる主人公の幼なじみを演じた波瑠。同作ではイメージを覆す“官能シーン”を熱演していた。

 まずはふたりが高校1年生のシーン。白のソックス、丸メガネ姿で垢抜けない姿の波瑠だが、自宅に濱田を招き入れ、無言でベッドに座る彼にいきなりキスをする。男が性欲に駆られ、反射的にトレーナーの上から波瑠の乳房をワシ掴みにすると彼女は抑えた声で「ダメ。ここまで。これ以上ダメ」とおあずけ。

 続いては高校2年生のシーン。メガネをコンタクトに変え、髪を肩まで伸ばし、グッと色っぽくなった波瑠。そんな彼女の胸を制服の上から濱田が揉みしだく。波瑠は目を閉じ、虚ろな表情を浮かべている。

 彼女は大学に入ったらひとり暮らしをしたいと告げると、濱田は「寂しい」と落ち込む。そんな彼に対して波瑠は挑発的に微笑み、

「こういうことできなくなるから?」と濱田の股間に左手を伸ばしてデニムの上から撫でる。すると濱田が波瑠のスカートの中に手を伸ばし、ぎこちなく陰部をまさぐる。波瑠は一瞬、ビクッと感じてしまう。

 高校3年生のシーンはさらに過激だ。ベッドに横たわる波瑠のスカートの中に今度は濱田が滑らかに左手を這わせる。波瑠も呼応するように彼のデニムのチャックを下ろし、隙間から右手を差し込む。息が荒くなった濱田が「入れたい」と訴えると波瑠は「ダメ。それはダメ」と低い声で拒むが、濱田がスカートに忍ばせた左手にぐっと力を入れると、身をよじらせて「うっ」と吐息を漏らす。さらに恍惚と困惑が入り交じった表情を浮かべながら手の平で口を覆うが、「ハァッ、ハァッ」という喘ぎ声は抑えきれない……。

 結局、寸止めばかりで最後まで「一線」を超えることはなかったが、見事な濡れ場を披露した波瑠。朝ドラでは「びっくりぽん」が口癖の役どころだが、映画での妖艶な演技の方が「びっくりぽん」だ。

※週刊ポスト2015年10月16・23日号

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