スポーツ

2019年ラグビーW杯日本大会で五郎丸にとってかわる選手候補

 ラグビーW杯で日本代表チームが4戦3勝を挙げるなど大健闘し、4年後の日本大会にむけて期待が高まっている。

 今回のチームが日本代表史上最強チームなのは間違いない。しかし、4年あれば選手も入れ替わる。今大会の日本代表には、SH(スクラムハーフ)田中史朗(30)、SO(スタンドオフ)小野晃征(28)、CTB(センター)立川理道(25)にFB(フルバック)五郎丸歩(29)と、バックスの要になるセンターラインに優れた日本人選手が揃っていたが、年齢の面から4年後に残っていられるのは立川のみといわれている。

 フォワードでもLO(ロック)トンプソン・ルーク(34)が代表を引退すると宣言しており、同じくLOのアイブス・ジャスティン(31)も抜ける可能性がある。戦力ダウンは避けられない。ラグビー批評家の中尾亘孝氏の話。

「今大会に出場した代表メンバーには五郎丸、畠山をはじめHO(フッカー)堀江翔太、PR(プロップ)山下裕史、WTB(ウイング)山田章仁と1985年生まれが5人いて、黄金世代といわれている。彼らは2004年のU19世界選手権でスコットランドを破ったメンバーが中心。今年30歳になる彼らも、あと2年なら大丈夫かもしれないが、4年後となると厳しいのではないか。

 彼らが抜ける穴をうめるべく、南アフリカ戦で五郎丸)のトライをアシストしアメリカ戦では自らトライを決めたWTB松島幸太朗(22)は今後中心選手として活躍するでしょう。アメリカ戦で起用されたWTB藤田慶和(22)も五郎丸にとってかわるかもしれない」

 日本は来年から「スーパーラグビー」に参加する。世界最高峰レベルでプレーし経験を積めば、4年後の日本W杯に繋がるだろう。

※週刊ポスト2015年10月30日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン