再選を確実とし、あいさつする小川晶氏(時事通信フォト)
部下である市役所幹部の既婚男性X氏と繰り返しラブホテルを利用し、辞職に追い込まれた群馬県前橋市の小川晶前市長(42)。辞職に伴い行われた市長選は1月12日、投開票が行われ、小川氏が再選した。ネット上では批判の声も多くあったが、なぜ小川氏は再選できたのだろうか──。
地元担当記者が再選までの経緯を解説する。
「昨年9月、NEWSポストセブンが“ラブホ通い詰め”を報じたところ、小川氏はラブホテルに繰り返し行っていたことは認めましたが、男女関係は一貫して否定。当初は辞職も考えていなかったが、地元経済界や市議会からの圧力もあり、昨年11月27日に辞職しました」(地元担当記者)
その後、市長選への再チャレンジを宣言したのは12月17日。時間がかかったようにも思える。
「小川氏の説明に納得がいっていない有権者も多いですから、『支援者らに背中を押されて再挑戦を決意したというストーリー』が必要だという判断をしたのだと思います。そのため、支援者集会などを開催して“根回し”をした上での出馬となりました。結果は次点の候補者に1万票以上の差をつけた圧勝。前橋市民は、ラブホ通い詰め報道があった上でも小川市長再登板を選んだわけです」(同前)
この地元担当記者は、「市民からは、とにかく小川氏が可哀想に見えたんだと思います」と振り返る。
「彼女は辞職後、SNSで前橋の風景写真と共に謝罪文を繰り返し投稿してきた。そして人前に立つ時には常に『このたびは私的な問題でお騒がせして申し訳ありません』とまず謝罪していた。市外の人は彼女のSNSまでチェックしていなかったでしょうが、市民は彼女に触れる機会が多かった。公式Instagramには、センチメンタルでポエティックな投稿を繰り返していました。とにかく謝りに謝る姿に心を動かされた人が多いように見えます。同情票をうまく集約できたことが勝因の一つではないでしょうか」(同前)
