女装もするし化粧もするけど“オネエ”ではない。今、巷で増殖中の“ジェンダーレス男子”たち。芸能界でもGENKING(年齢非公表)や、つげりょうた(24)などが活躍中だが、彼らのことをまだよく知らない人が多いのも事実。ジェンダーレス男子4人を取材した女性記者が、彼らの“生態”に迫る。
T美:秋も深まって、ますます食欲も高まるわ~。
I代:そうね。食べっぷりのいい若い子と、焼肉でも行きたいもんだわ…。
S子:ちょっと待って! 最近の若いイケメンは、そんなにガツガツ食べないのよ!! “ジェンダーレス男子”って言って、女子よりも美意識が高い子たちが、いま人気なの。
T美:えー。それって、いわゆる、二丁目とかにいらっしゃる“オネエ系”のかたがたとかじゃなくって??
I代:あ、聞いたことあるかも。いわゆる“オネエ”のかたがたとはちょっと違うのよね! 女装とか、お化粧とかもするけど、別に女の子になりたいわけじゃないらしいわね。
S子:そうそう! 今回、そんな“ジェンダーレス男子!の中から特にイケメンな人たち4人に取材してきたんだけど、みなさんカッコイイっていうより本当にお綺麗で…。
T美:へえ~。パっと思いつくのは、お昼のバラエティーとかに出てるGENKINGさんとかなんだけど、他にもいるの?
S子:他にもいるけど、確かに筆頭はGENKINGさんね。実際会ってみると、その美しさとか、オシャレさはもちろんなんだけど、お話がとっても面白いのよ。
I代:テレビに出る前までは、パートタイムで働いたり、主婦みたいなことをしたり、色々経験されてたみたいだもんね。
S子:そうなのよ~! 貧乏生活を経験したり、自分の中性的な見た目に悩んだこともあったりと、色々葛藤で苦しんできたかただから、言うことに重みがありまくり! 「自分が幸せじゃないと人を幸せになんてできないわよ」って言葉にはとくに深~くうなずいてしまったわ。
I代:へえ~。もっとギラギラした、“パーティピープル”っぽいかただと思っていたから意外だわ! ちょっと親近感わいてきたかも。