「前の離婚も、何よりも仕事を優先した結果です。今回も膳場さんは出産後のキャスター復帰を希望していたからこそ、産休のブランクをできるだけ短くするように予定日直前まで番組に出続けたんです。ところが、この10月末のことです。TBS報道局幹部から呼び出されて、『来年3月をもって専属契約を終わりにしたい』と告げられたそうです」(前出・TBS関係者)
膳場アナはフリーアナウンサーという立場だが、TBSとは専属契約を結んでいて、それを打ち切られるということは、事実上の『NEWS23』のメーンキャスター降板の通告である。さらに他の報道局幹部からは契約の打ち切りについて、「膳場さんの体のためにも、生まれてくる赤ちゃんのためにも、キャスターの仕事はやめたほうがいい」と説明されたという。番組関係者が語る。
「実は、膳場さんは出産からあまり時間をおかず、来春までには復帰するつもりだったようです。そのために広告代理店勤務の夫とも育児の分担を話し合い、夫は会社に1年間の育児休暇まで申請していたそうです。そこまで準備を進めていたのに、契約打ち切りの通告は事前の相談もなく、まったくの寝耳に水。生活や子育ての人生設計が大きく狂い、膳場さんとしてはとうてい納得がいかないはずです。しかも報道局幹部からは“降板の話は一切、表に出さないように”とクギを刺されたそうです」
産休前の放送で“復帰宣言”をしたものの、来春以降の出演は白紙状態だという。
「すでに局内では、来春以降は局アナを起用することで調整していると聞いています。フリーアナを起用するよりも、予算を低く抑えられますから。ですが、まだ膳場さんの契約打ち切りも決定ではありません。膳場さんとしては視聴者の皆さんに宣言した通り、“産休後の復帰”を見据えて、交渉や準備を進めるのだと思います」(前出・TBS関係者)
TBSに尋ねると、「番組制作の過程については、従来お答えしておりません」との回答だった。
※女性セブン2015年12月17日号