国内

約3割が「夫婦で風呂に入る」 病気発見やガス代節約効果も

 情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)で気になるアンケート結果が発表された。“夫婦で一緒にお風呂に入る?”というお風呂事情で、既婚者男女130人を対象に調査。7割が入らないと回答し、最も多かった理由は「ひとりでゆっくり入りたいから」だった。世代別に見ると、年齢が上がるにつれて一緒に入る割合は低くなるとのことだが、裏を返せば3割の夫婦は一緒に入っているということだ。

 女性セブンでもが同様のアンケートをとったところ、1230人中、330人(約27%)が「入る」という結果に。これは『スッキリ!!』の結果とほぼ同じだ。

 入る派の主張には、「節約」「時短」と現実的な理由もチラホラ見える。

「ガス代も節約できるし、どちらかが湯船に浸かっていればお湯のかさも増えて水道代の節約にもなる。一緒に入れば時間も短縮。いいことだらけです。裸を見られたくないというけど、うちはお互い目が悪いし、めがねは湯気でくもって見えませんから(笑い)」(44才主婦)

 お風呂といえば、テレビもスマホもない空間。そんな場所だからこそ、夫婦が一緒にいる意味があるという。

「共働きで、平日はなかなかゆっくり話す時間もない。一緒に入るようになったきっかけは、そんな忙しい時間を過ごしていたなかで、ひとり息子が高校受験を迎えたとき。悩む息子の相談をしたくても、教員の夫は自分の生徒のことで手一杯。自宅で持ち帰りの仕事をしていたことも多くて。それで、仕事を絶対に持ち込めないお風呂に一緒に入ることにしたんです」(51才会社員女性)

 同時のタイミングで入り、湯船に浸かりながら、体を洗いながら、とりとめもない話をするのが、貴重な夫婦の時間だという。

 恋人・夫婦仲相談所の二松まゆみさんは、「一緒に入るのは、たまにでいい」としたうえで、重要な効果を指摘する。

「40~50代の夫婦は、お互いの体を触ったり見たりすることで、病気の発見につながることがあります。裸に慣れちゃうとセックスレスにつながる一因にもなるので、毎日じゃなくてもいいと思いますけど、肌と肌が触れ合うことでオキシトシンという脳内物質が出て、相手を愛しく思えるので、月に1~2回くらいがいいかもしれないですね」

※女性セブン2015年12月24日号

関連記事

トピックス

前回は歓喜の中心にいた3人だが…
《2026年WBCで連覇を目指す侍ジャパン》山本由伸も佐々木朗希も大谷翔平も投げられない? 激闘を制したドジャースの日本人トリオに立ちはだかるいくつもの壁
週刊ポスト
高市早苗首相(時事通信フォト)
高市早苗首相、16年前にフジテレビで披露したX JAPAN『Rusty Nail』の“完全になりきっていた”絶賛パフォーマンスの一方「後悔を感じている」か
女性セブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段どおりの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん
「今この瞬間を感じる」──PTSDを乗り越えた渡邊渚さんが綴る「ひたむきに刺し子」の効果
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
「秋らしいブラウンコーデも素敵」皇后雅子さま、ワントーンコーデに取り入れたのは30年以上ご愛用の「フェラガモのバッグ」
NEWSポストセブン
八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人》大分県警が八田與一容疑者を「海底ゴミ引き揚げ」 で“徹底捜査”か、漁港関係者が話す”手がかり発見の可能性”「過去に骨が見つかったのは1回」
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン
クマによる被害が相次いでいる(getty images/「クマダス」より)
「胃の内容物の多くは人肉だった」「(遺体に)餌として喰われた痕跡が確認」十和利山熊襲撃事件、人間の味を覚えた“複数”のツキノワグマが起こした惨劇《本州最悪の被害》
NEWSポストセブン