森脇:そんなに変わってないですよ。あまり話もしていないんですけどね。

――11年の間に、芸能人との付き合いは?

森脇:ゼロです。猿岩石のときは同じ事務所の芸人さんとしか遊んでいなかったので。芸能界辞めてから有吉と会ったのも、偶然、寿司屋で会った1回だけで、連絡はとりませんでした。

――サラリーマン時代に、復帰の誘いが何度もあったんじゃないですか。

森脇:番組オファーは、『しくじり先生』を入れて4回。でも芸能界に戻らないかという話はなかったですよ。

――復帰して、一番つらかったことは何ですか?

森脇:入り口すぎて壁にもぶち当たっていないというか。別に芸能界だけが厳しいわけじゃないじゃないですか。一般社会も厳しいところだったので、そういうところが今後の活動の中で生かせればいいなと思います。

――逆に、よかったことは?

森脇:まだ何の成果も出ていないので、何もよかったことはないんですけども。苦手なブログを始めてみたら、応援のコメントをいただいたりして、そういうのを励みに頑張っています。

 まだ楽しんでいる余裕はありません。バラエティーでお声がけいただいて、やらせていただいているんですけど。やらせていただけるなら何でもやろうという気持ちがあるので、いろんなことに挑戦していきたいと思います。

【森脇和成】
1974年8月1日生まれ。広島県出身。幼馴染みの有吉弘行と、オール巨人の弟子入りを経て、1994年に『猿岩石』を結成。1996年、『進め!電波少年』(日本テレビ系)のヒッチハイク企画で大ブレイク。帰国後に発売した曲『白い雲のように』がミリオンセラーとなり、1997年に『第39回日本レコード大賞』新人賞を受賞。2004年にコンビを解散し、芸能界を引退。今年10月に芸能活動を再開した。

撮影■田中麻以

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