高須:反日デモがすごかった時期でも、韓国の知り合いに連絡してみたら「別にウチラは関係ないよ」って話してたからね。報道だとかなり激しいデモに見えたし、実際参加する人も多かったのかもしれないけど、単純に民間人同士のつながりではそういうこともあんまり関係ない、みたいなね。デモをやってるのは本当に一部の人なんだよ。まあ、そういう意味でも、日中韓は付かず離れずのズルズルした関係が続きそうかな。
──さて、2016年の日本国内のトピックというと、5月に三重県で伊勢志摩サミットが開催されます。
高須:また変わったところでやるよね。
──志摩市の賢島が会場なんですが、陸路で賢島に渡れる経路が2つだけなので、警備がしやすいという理由あるようです。
高須:なるほどねえ。でも、空から爆撃すればそんなの関係ないのにねえ。むしろ、世界の首脳がそこに隔離されているような状態なんだから、狙いやすいとも言えるはず。ただ、そんな誘導ミサイルを発射できる国なんてかなり限られているけどね。それこそサミットに参加している国になっちゃうのかも…。まあでも、それくらいの離れたところだったら、怪しい人がいたらすぐにバレるから、それもいいんだろうね。
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中国経済の崩壊、そして韓国の朴政権の危機を予測する高須院長。この2つの予測が的中すれば、東アジア情勢は大きく変化しそうだが、果たしてどうなる?
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)など。最新刊は『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。