そこでAさんが持ち出したのは「離婚」の2文字だった。その時ばかりは、怒濤のしゃべりで知られる古舘も絶句。しかもAさんは、自分がサイン、捺印した「離婚届」まで突きつけたという。
「さすがの古舘さんも折れ、今年3月末で『報ステ』のキャスターを辞めることを約束しました。それでもAさんは“本当はまだ続ける気なんじゃないか”と疑い、古舘さんにもその離婚届にサインさせたそうです。“もし報ステでキャスターを続けるなら、この離婚届を提出しますよ”という、Aさんの強烈な意思表示でした」(前出の知人)
そうした一悶着の末、古舘がテレビ朝日に降板を申し入れたのは、昨年夏頃のことだったという。しゃべりの天才・古舘が、降板発表の記者会見でしゃべらなかったこと。それは「家族を大切にしたい」という思いだった。
※女性セブン2016年1月28日号