──宮崎さんは会見で、「いつかまた政界に」とも言っている。
「いやぁ、もう選挙は無理です。政界に戻るなんてことはありえない。きちんと私人として、妻と子のためだけに生きてもらいたい」
──無理というのは?
「そりゃ、ああいう行為をしちゃったわけだから」
──娘さんの復帰は?
「産休の範囲内で休んでるだけですから。すぐに復帰しますよ。春には戻るでしょう」
父親は娘婿の政界復帰を完全否定したが、娘の気持ちも同じのようだ。金子議員を知る自民党関係者が言う。
「金子議員は第一線で仕事を続けていたいタイプです。むしろ夫が議員を辞めて“主夫”になってくれたほうがいい。そうすれば、自分は政治家として思う存分働けるわけだから。彼女一人でも議員歳費とボーナスを合わせて年収2000万円以上。経済的にも夫が辞職したところで痛くない。
実際、自民党上層部は当初、離党で決着をつけようとしていました。業者から賄賂を受け取ったと認めた甘利明大臣だって辞めてないわけですからね。でも、金子議員が“やり直したいなら辞職しなさい”と宮崎に迫ったんです。宮崎とすれば罪を償うべく妻の言うなりになるしかない。外で働くことなく家に拘束される。生涯奥さんの奴隷ですよ。女好きの彼にとってはある意味、離婚より厳しい制裁でしょう」
宮崎元議員の第二の人生は、自らの宣言どおり、「イクメン主夫」になるようだ。
※女性セブン2016年3月3日号