芸能

ダイアモンド☆ユカイが語る不妊治療と「オレ流子育て」

「オレ流子育て」を語るダイアモンド☆ユカイ

 育児をする男性を“イクメン”などと呼ぶことが多い昨今。なかには、まるで流行のアクセサリーのように“イクメン”という肩書を喜ぶ男性もいるようだが、そんな状況に違和感を抱いているのがダイアモンド☆ユカイ(53才)だ。47才で初めてパパとなったユカイは、6才の長女と4才の双子がいる3児の父。10月開幕の『ミス・サイゴン』など、精力的に舞台を行う一方で、今月9日にカバーアルバム『RespectIII』を発売した。

「子育ても手伝うけど、オレは自分がイクメンだと思ったことはないんだ。子供を授かった喜びを毎日かみしめていますよ」(以下「」内全てユカイ)

 その背景には、夫婦が二人三脚で挑んだ不妊治療がある。ユカイは「閉塞性無精子症」だった。精子は作られているが輸送路となる精路に問題があって、放出されない。治療では、精子を採取して凍結保存し、妻から採取した卵子と顕微授精を行い、妻の体内に受精卵を戻す。それは妻側にも大きな肉体的負担を伴う治療で、高額な費用を伴った。

「オレにとっては2度目の結婚だったし、ファミリーを持つべく結婚したので、自分のせいで子供が授からなくてつらい思いをしている妻を見ると心苦しかった。人生=不妊治療みたいな日々になってしまった。金銭的にも肉体的にも精神的にもドン底に落とされて、何でもないことで夫婦間がギクシャクしちゃって。離婚するかまで追いつめられたことも1度ではない。疲れ切って、夫婦で話し合って1度は子供を諦めることにしたんだ。でもしばらくしたら妻が、『私、もう1度だけ悔いが残らないように挑戦したい』と言い出したんです」

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
元セクシー女優・早坂ひとみ
元セクシー女優・早坂ひとみがデビュー25周年で再始動「荒れないSNSがあったから、ファンの皆さんにまた会いたいって思えました」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
漫画家の小林よしのり氏
小林よしのり氏、皇位継承問題に提言「皇室存続のためにはただちに皇室典範を改正し、愛子皇太子殿下の誕生を実現しなければならない」
週刊ポスト
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン