ライフ

1日だけ大きくなる「シンデレラ豊胸」 ブラ着用男に人気

東京イセアクリニック銀座院院長の上原恵理さん

 多くの女性は豊かな胸に一度は憧れるという。そんな女性の夢を“1日だけ”叶える「シンデレラ豊胸」について、美容外科医でその施術を行なう上原恵理氏が解説する。

 * * *
『週刊ポスト』2015年11月6日号に掲載された私の「シンデレラ豊胸」の記事がインターネットで紹介され、中国でも大きな話題になっているようです。当院にも中国の方から十数件の問い合わせがあり、中国人スタッフが応対に追われています。内容は「どうすれば受けられるのか」「費用はいくらか」といったものから、「やり方を伝授してほしい」といった医療関係者の方からの問い合わせまでさまざまです。

 日本ではヒアルロン酸や脂肪の注入、バックプロテーゼ(シリコンバック)挿入などの豊胸手術全般は医師免許を持つ医師しかできませんが、中国の一部の悪質なサロンでは、スタッフが1度きりの研修でオペを担当したり、胸を開いてみたら説明とは違うシリコンが出てきたりと、施術に対する不安が大きい。そのため、わざわざ来日してオペを希望する人が増えているようです。

 当院は中国語が話せるスタッフがいることもあり、中国からの患者様が少しずつ増えてきています。

 シンデレラ豊胸は胸にラクトリンゲルという点滴用水を注入する手法で、1.5カップほどのサイズアップが最大24時間持続します。ラクトリンゲルは尿として排出され、元の状態に戻ります。施術時間は10~20分程度、費用は5000円(税別)です。局所麻酔を使用するので、施術中に痛みを感じることはありませんし、注射で注入するので傷跡は残りません。生理用食塩水を使った類似施術では、効果が極めて短時間しか継続しないのでご注意ください。

 私はこの5か月間で約100人に「シンデレラ豊胸」施術を行ないました。男女比は半々で、男性のうち3割はニューハーフ、残り7割はブラジャーを着用する趣味がある、いわゆる“ブラ男”です。女性とニューハーフの場合、豊胸手術のシミュレーションのために施術を受ける方がほとんどです。

関連キーワード

関連記事

トピックス

出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッター役を演じる稲垣吾郎
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演、稲垣吾郎インタビュー「これまでの舞台とは景色が違いました」 
女性セブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン