ライフ

「一口ちょうだい」は26%の女性がイラッとする

 桜が咲くと始まるお花見。家族と、友人と、恋人と…親しい人たちと飲んだり食べたりするなかで、相手の食べているものがおいしそうに見えて、つい口にしてしまうあの一言、「一口ちょうだい」。しかしこれが「嫌だ!」という人も少なくない。

 放送作家の鈴木おさむ氏(43才)はブログで「一口ちょうだい」について言及。妻の大島美幸(36才)は「一口ちょうだい」と言いながらも、三口も食べると指摘し、「ぼくは昔からあまり好きじゃない」と明かした。

 俳優の生瀬勝久(55才)はバラエティー番組で「一口ちょうだいは絶対に嫌!」としてこんな例をあげた。

「唐揚げ5個のうち1つをあげたとして、それに対するお返しは、ハンバーグで換算するとどのくらいなわけ!?」

 女性セブンが30~70代の女性200人にアンケートを行ったところ、他人からの「一口ちょうだい」に「イラっ」とするという人は26%だった。さらに「誰に対して最もイラっとするか」との問いには、「友人」が50%と半数に達し、「夫」28.8%、「子供」13.6%が続いた。何気ない「おねだり」が地雷を踏んで、身近な人との関係にヒビが入るかもしれないのだ。

「一口ちょうだいはカジュアルな食事なら当たり前。『嫌です』と言う人とは二度と食事に行きません!」(東京都・42才主婦)
「2人姉妹で育ったので食事のシェアは日常。抵抗はありません」(京都府・49才主婦)

 と、「一口ぐらいOK派」がいる一方、頑固な「絶対ナシ派」も少なくない。都内在住の46才主婦の意見だ。

「ママ友とお茶を飲んでいて、『ちょっとちょうだい』と言われた瞬間に相手のフォークが私のスイーツにかかっていることがあり、正直ムッとします。自分が食べたいものを選んだので、逆に他人から『これ、おいしいから食べて』と言われても邪魔くさいだけ」

 静岡県在住の52才主婦も「絶対ナシ」に同意する。

「本当に嫌です。とくに私が“最後にじっくり味わおう”とあえて残していた好物の品を『一口ちょうだいネ』の一言でサッとさらわれると、顔では笑っていても心では相手の首を絞めたくなります」

「食べ物の恨み」は深いのだ。栃木県在住の41才主婦も苦しい胸の内を明かす。

関連キーワード

関連記事

トピックス

「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
悠仁さまの「加冠の儀」に出席された雅子さま(時事通信フォト)
《輝きを放つシルク》雅子さま、私的な夕食会で披露した“全身ゴールド” ファッション専門家「秋を表現された素晴らしい一着」
NEWSポストセブン
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
クイズ企画が人気を集めている『新しいカギ』の特番が放送される(公式HPより)
《1コーナーから2時間特番に》『新しいカギ』「高校生クイズ何問目?」が高校生から高い支持 「純粋にクイズを楽しめる」「負けても納得感」で『高校生クイズ』との違いも 
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
「パー子さんがいきなりドアをドンドンと…」“命からがら逃げてきた”林家ペー&パー子夫妻の隣人が明かす“緊迫の火災現場”「パー子さんはペーさんと救急車で運ばれた」
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン