芸能

佐々木健介 闘病中の北斗を案じ食欲不振でやせていた

闘病を終えたら夢は家族での海外旅行

 昨年9月に乳がんの手術を受けた北斗晶(48才)。術後の抗がん剤治療も一段落し、現在は自宅で夫・佐々木健介(49才)と2人の息子と暮らしている。

 1995年に結婚した北斗と健介の家庭は、長くカカア天下だった。“鬼嫁”の北斗と尻に敷かれる健介という夫婦像が世間に受け、「理想の芸能人夫婦ランキング」(2015年5月ウエディングパーク調べ)では見事1位。個人事務所『健介オフィス』の社長は北斗が務め、健介が立ち上げたプロレス団体の運営も彼女が一手に引き受けた。

「2014年2月に健介がプロレスを引退して以降は道場も閉鎖し、個人事務所も開店休業状態。主に北斗さんのテレビ出演料で家庭を支えていました。健介さんは何においても妻に従うだけでした」(健介を知るプロレス関係者)

 しかし、一家の大黒柱たる北斗が乳がんで倒れると、健介は変わった。

「“おれが家族を支えなきゃ”って。掃除洗濯、子供の世話、家のことを全てこなし、仕事の営業も自分で始めました。“どんな仕事でもやります”と関係者に頭を下げて回っていた」(前出・プロレス関係者)

 病床の妻を看病しながら、である。北斗の母親が語る。

「入院中はできる限り娘のそばにいてくれました。仕事であっちこっち行って、また娘の病院に戻って。本当に夫婦仲がいいんです。彼の支えに娘は救われていました。大変な時期でも、私ら両親のことも気遣ってくれる。外食に連れて行ってくれたりね」

 健介は仕事の合間を見つけては病室に通った。衣類や食べ物を差し入れ、花瓶の花を替え、北斗の体をふき、時間が許す限り話し相手になった。

「どうしても病室にいけない日は、必ずテレビ電話で話していたそうです。健介さん自身、北斗さんの身を案じるあまり、食欲不振になって体重がどんどん減っていった人。メディア向けの夫婦像ではなく、本当にあのふたりは深く愛し合っている」(前出・プロレス関係者)

 今でも健介のブログには、北斗の話ばかり登場する。チャコとは北斗の愛称のことだ。

《昨夜、気づいたらチャコに寄り添って寝ちゃってました。ごめんね、重かったよね》(4月14日)
《今日もチャコは笑顔で元気です》(4月10日)
《チャコ…味覚障害がおこっているけどキムチの味は分かってくれるので、お腹いっぱいに食べられる様にキムチちゃんこを作りました》(3月21日)

 北斗の闘病はまだ続く。苦難を共に闘う健介は今、家族の前で1つの夢を語っていた。海外旅行である。そして、2人の自宅のすぐ近くに住む北斗の母親はこう話す。

「病気を治して、家族みんなでグアムやサイパンに行くんだって。キレイな海で日が暮れるまで遊んで、おいしいものを食べ尽くそうって。その日は絶対に来る。私は信じています」

※女性セブン2016年5月12・19日号

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