しかし、彼女は逆境から立ち直っていた。2月末に立ち上げた自身の新ブランド『AK+1』の売れ行きは上々。ブランド設立記念のトークショーも多くのファンが集まった。

 4月末に発売されたファッション誌『eclat』では、16ページに及ぶ「亜希特集」が掲載。同企画では、自身のプロデュース商品の紹介と共に、彼女の言葉が綴られている。

《何を一番に守るべきか、何が本当に必要なのかが明確になってきて、考え方や生き方がどんどんシンプルになってきました》
《子供たちを育て、食べて、寝て、仕事をして、一生懸命な日々の中、気がつかないうちに、私は心からの笑顔を取り戻すことができていた。どんなにつらいことがあっても、時間は止まっていなくて人生は続いていく》

 無駄なものを剥ぎ落とした結果、仕事だけでなくプライベートも充足した。清原の逮捕以降、都心の超名門私立中学に通う長男(13才)と同系列小学校に通う次男(10才)の送り迎えは亜希の実兄の日課だったが、最近は違う。

 5月上旬のある日、自ら愛車のハンドルを握り、次男を後部座席に乗せて自宅から出てくる亜希の姿があった。彼女は都心の駅で長男をピックアップすると、スーパーに立ち寄って母子3人の買い物を楽しんだ。子供たちに寄り添い、憑き物が落ちたように晴れやかな笑顔を見せる亜希がそこにいた。

「ここ数か月、撮影の時以外は家に引きこもりがちだったけど、ようやく表に出られるようになった。そこに来て、初公判でのあの発言…。心配でしたが、彼女は意に介せずでした。何を言われても母として子供を守る以外に大切なことはないんです。子供たちの送り迎えだけでなく、買い物や犬の散歩など、母親としてできることを前向きにやっています」(亜希の知人)

※女性セブン2016年6月2日号

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン