しかも、ただ豪華なだけではダメで、さまざまな条件を満たす必要があるという。
「まず大切なのが会場選び。オークラとかニューオータニ、帝国ホテルなど、歴史のある、格式の高いホテルでなければなりません。出席したタニマチたちが満足できるような食事を選ぶことも重要なポイントで、少しでもケチると過去に出席した披露宴と比較され、『あの時はもっとおいしかった』『誰々の式はもっとよかった』とケチをつけられてしまう」(歌舞伎関係者)
披露宴の主役は、いうまでもなく歌舞伎役者である新郎である。だが、新婦が紀香だけに、新郎以上に目立ってしまわないかが気がかりだ。
「とにかく新郎を立てること。何かにつけ、『主人が、主人が』と言うことも大切です。お色直しが多すぎたり、ドレスの色が派手すぎたりすると、『私は女優よ』と紀香さんが主張しているようで、タニマチや他の梨園関係者から顰蹙を買いかねません」(前出・歌舞伎関係者)
歌舞伎界のルールゆえ、2度目も「ハデ婚」となる紀香。梨園に受け入れられるための最初の関門のようだ。
※女性セブン2016年6月9・16日号