キツ~い糾弾はまだ終わらない。当事者である前司会者・桂歌丸師匠(79)もこう高笑いする。
「あの人(円楽)の言ったことを信用するからいけないんですよ。あの人の言ったことは全部裏へ裏へと取らなきゃダメですよ、ウェッヘッヘ。そもそも次が昇太だということは、誰も知らなかったですからね。知っていたのは私だけ。『次は昇太さんでどうでしょう』とこっちから日テレに相談して、色々と話し合って、それで『(昇太で)いいでしょう』ということになったんです」
新司会者となる昇太も本誌直撃に舞台裏について教えてくれた。
「発表のだいぶ前からメンバーの皆さんには、(私が新司会者だと)連絡は入っていたはずです。だから円楽師匠が『次は俺じゃないか』みたいなことを言っていたのは、わざとやってくれたんだろうと思いますよ」
司会の座を逃す形となった円楽はこう笑う。
「ずっと(昇太が司会だと)黙ってるのは辛かったけど、最後は面白くなってね。ふざけて『次の司会です』とか言うとウケるし(笑い)。あっ、世間は案外、オレのこと見てくれてるんだって嬉しかった。だから(ポストは)謝ることないだろう」
微妙に食い違う部分はあるが、3名とも最後まで隠し通した満足感に溢れた受け答えだった。
本誌はこうして日テレや出演者の思惑にまんまとハマり、「大誤報」を流してしまったというのが事の顛末である。読者の皆様、どうもすみません!
※週刊ポスト2016年6月10日号