芸能

マドンナと踊るダンサー・TAKAHIROのアニソンエクササイズ

「世界が尊敬する日本人100人」にも選出のTAKAHIRO

 TAKAHIROといってもボーカリストではなく、こちらはダンサーのTAKAHIRO(上野隆博)。しかもただのダンサーではない。米・アポロシアター主催のコンテスト番組で史上最高記録となる9大会連続優勝を樹立し、マドンナのワールドツアーやPVにも参加した、世界的ダンサーだ。

 撮影では自ら「スリー、ツー、ワン」とカウントをとり、ダイナミックなポーズや跳躍を次々と繰り出す。その激しい動きの連続に、自前のスーツのシャツがビリッ。

「写真をみて、『あんな動きをして服は破れないのかな?』と思われる読者のかたがいるかもしれませんが、破れます(笑い)。カメラの動きに合わせて躍動感を表情でも出してみたり、撮影は刺激的で、とっても熱いセッションでした!」(TAKAHIRO・以下「」内同)

 欅坂46のデビュー曲『サイレントマジョリティー』など、振付師としても国内外で活躍するTAKAHIROが今回考案したのは、エクササイズDVD『Let’sアニソン☆エクササイズ~朝昼夜のダンスサプリ~』(廣済堂出版)。

「妹に『素人の私でも踊れて、健康になったり、体が引き締まるダンスを作って』と言われて、ダンス初心者でも気軽にできるエクササイズを考えました。専門家とダンスを科学的に検証して、1日3回、約4分間で効率よくボディーラインに働きかけます。BGMは『タッチ』や『ドラゴンボール』など、世代を問わず愛される王道のアニソン3曲。歌いながら体を動かすと、呼吸が止まらず、より効果的ですよ」

 夏本番を前に、ボディーラインが気になる季節。続ければ、1か月ほどで体が変わってくるという。

「毎日3曲と気負わず、1か月で3曲マスターする気持ちでOK。ポイントは毎日続けること。シンプルなことを徹底的に追求し続ける大切さは、マドンナさんから教わりました。DVDでは励ましの言葉もたくさんかけていますので、楽しみながら、体を動かしてみてください」

 私生活では息子が生まれたばかりの新米パパ。近い将来、一緒にアニソンでエクササイズするのが待ちきれないそう。取材日はちょうど、生後100日の記念日だった。

「今朝は、お食い初めをしてきました。お赤飯、お吸い物、おかず…と、3セット!(笑い)」

 リズミカルな動きはさながら、お食い初めエクササイズ。楽しみながら体を動かすことが、やはりエクササイズの極意のようです。

【TAKAHIRO(たかひろ)】
1981年9月4日東京都出身。ダンサー、パフォーミングクリエーター。2005年、米国『NY APOLLO Amateur Night』コンテストで年間ダンス部門1位を獲得し、米国デビュー。2007年、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出。2009年、マドンナの世界ツアーやPVに参加。2014年の第1弾に続き、今年5月に第2弾のエクササイズDVD『Let’sアニソン☆エクササイズ~朝昼夜のダンスサプリ~』(廣済堂出版)をリリース。

撮影■田中智久

※女性セブン2016年7月7日号

関連キーワード

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン