芸能

西原理恵子が高島礼子に「男捨離できて、お疲れさんです!」

高島礼子に「お疲れさんです!」と語る西原理恵子氏

「『家族仲良くなくてヨシ』の言葉に救われました。これまで夫の機嫌が悪くなるのが怖くて、自分の母よりも義母の介護を優先していたけど、自分を犠牲にしてまで夫婦仲を保たなくてもいいし、どうしても嫌だったら離婚したっていいんだな、って」(53才・パート)

「私たちの世代ってやっぱり『夫に3歩下がってついていく』が基本。だから夫を残してひとりで外出なんてしたことがなかったし、結婚してから今までずっと、3食夫のために作ってきたけれど、残された自分の人生を思うと、『自分で自分の食べたい時にご飯を作りたい』と思う気持ち、すごくわかって…。今度ひとりでファミリーレストランに行ってみようと思いました」(81才・専業主婦)

 この夏、50代以上の女性たちの間で大反響を呼んだ記事がある。漫画家・西原理恵子さん(51才)が毎日新聞で連載中の漫画『毎日かあさん』の「離婚ラッシュ」(7月4日掲載)と「独り立ち」(7月10日掲載)だ。50代と70代で離婚を決意する女性をそれぞれ描き、ツイッターでも2万リツイート以上を記録している。冒頭の2つのコメントは、この漫画を読んだうえでの感想だ。

 夫婦問題研究家の岡野あつこさんは、年々増えているという離婚の理由をこう話す。

「今は、パートでも食べていけるし、女性も働くのがスタンダード。女性が離婚を選択しやすくなりました。また、離婚まで至らなくても、籍はそのままで円満に別居に至る『ハッピー別居』など、さまざまな生き方を選べるようになりました」

 確かに西原さん自身も離婚経験者。今は『高須クリニック』の高須克弥院長(71才)がダーリンで、幸せな生活を送る。そんな西原さんが見てきた“女の決断”。そこには、すべての世代の女性が健やかに生きるヒントがあった。

「私は“いち抜けた”の人(※離婚経験者)。『離婚ラッシュ』で描いたように今、50代になって『ただいま』と“独身”に帰ってくる女性が身の回りにすごく多いんです」(西原さん、以下「」内同)

 多くの女性は20~30代で結婚・出産ラッシュを迎える。そして40才になったあたりから介護が始まったり、子育てが一段落して再就職をしたりと、めまぐるしく日々が過ぎていく。そして迎えた50代。「やっぱり独りになりたい」「夫の面倒より、親の介護を優先させたい」と離婚を決意する人が多いのだという。

 女優・高島礼子(52才)もその1人だ。今年6月、元夫・高知東生(51才)が覚せい剤と大麻所持の容疑で逮捕。結婚生活は実に17年。もちろんこれまでも夫婦の危機は何度もあったが、そのたびに「やっぱり別れられない」と高島は踏みとどまった。

「あの手の男は“依存”という病気なんです。『愛している』と言うとか『支配しようとする』とかではなく、お腹を見せて甘える。自分の立場を守るためにどんなウソでもつきます。小型犬のフリなんか朝メシ前。だから気持ちはわかる」

 というのも西原さん自身が、高島のような結婚・離婚を経験しているからだ。1996年に戦場カメラマンの鴨志田穣さん(享年42)と結婚。2人の子供を授かったが、やがてアルコール依存症になり、西原さんに暴力をふるうようになる。なかなか別れられず、2003年に離婚するまで7年間、壮絶な結婚生活を送った。

「アルコール依存もですが、覚せい剤常習者は心の病。そういった人は隠すのが上手なんです。よくみなさん、DVの被害者に『どうして、暴力をふるう人だとわからなかったの?』と聞くけれど、わからないように隠すのがあの人たちの技術なんですよ。

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン