典型的なDVの発生は妻が妊娠してからとか、出産直後からというのが多いんです。ウチも生後1週間の赤ちゃんを抱いているところでずっと怒鳴られ続けたり、描いた原稿を破られたこともありました…。必ず反抗できない時を選ぶ、そして自分より弱いもののところにいく。だからいくら病気と聞いていても、おそろしく卑怯でどうしようもない人間だと思っていました。

 でも、拾った犬って道に捨てられないでしょう? 高島さんのところもウチと同じく、うまく立ち回っていたんだと思います。たとえば高島さんが疲れて家に帰ってくると『お帰り、待ってたよ』と甘えるとか『お父さんの面倒はぼくがみるよ』と言うとか、そういうウソはいくらでもつける。でも実際は仕事から帰ってきてみても何もやっていなくて。だけれど自分も疲れているから『あなた、やってないじゃないの』とも言えない。男女関係ってそうなりがち。

 だから、今回のことはいいきっかけになった。きっとこれまで、女優業が忙しくて、向き合うのも面倒くさいし、“男捨離”(だんしゃり)ができなかったんだと思います。この機会にすっぱり別れられて『お疲れさんです! 高島さん!!』と言ってあげたいです(笑い)』

 一方の高知は、保釈後、謝罪後の第一声が「(妻に)早く会いたいです」だったと報じられている。しかし高島は、「大勢の私を支えてくださるかたがいるから決断しなければ」と突っぱね、離婚に踏み切った。

「高知さんは依存病です。何回でもウソをつきます。治すにはプロの介入、そして家族が見放すしかないんです。これを患者本人の『底つき』と『気づき』(※註)といいます」

※註:「底つき」「気づき」とは、依存症患者が周囲に見放されるなど、絶望の淵に立たされることで自分の危険な状況を自覚すること。

※女性セブン2016年9月8日号

トピックス

田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(中央)
《父・修被告よりわずかに軽い判決》母・浩子被告が浮かべていた“アルカイックスマイル”…札幌地裁は「執行猶予が妥当」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン