芸能

西原理恵子「日本の政治家の半分が女性になればいい」

「政治家の半分が女性になればいい国になる」と語る西原さん

 漫画家・西原理恵子さん(51才)が毎日新聞で連載している漫画『毎日かあさん』。そのなかで、今年7月、50代と70代で離婚を決意した女性を題材にした回がネット上で話題となった。積年の不満を50代になって爆発させ、離婚を決意した女性。70代になって自分がやりたいことを実現したいと自由になるべく離婚を決意した女性。それぞれの形は違うが、いずれも“男捨離”(だんしゃり)といったところだろう。

 では、60代はどうなのか? 小林麻美(62才)が25年ぶりにファッションモデルとして現役復帰したことが先頃大きな話題となった。少しさかのぼると浅丘ルリ子(76才)が石坂浩二(75才)と30年の結婚生活にピリオドを打ったのも60才の時。逆に桃井かおり(64才)は初恋の相手と63才で初婚を果たした。このように女性は60代で人生の転機を迎える人が実に多い。西原さんはこう話す。

「水面下はバタバタだけど、エレガントに、ちょっとほほえみながら、働く女の道を行けるっていうのは、今の70以上のかたが闘ってきてくださったからだと思います。小池百合子さんが新東京都知事となりましたが、それもさかのぼれば土井たか子さんらのおかげ」(西原さん、以下「」内同)

 元社民党党首で第68代衆議院議長の土井たか子氏(享年85)は戦前生まれ。日本で初の女性党首となり1990年代には「マドンナ旋風」を吹き起こすも、同時に男性たちからの逆風も強かった。土井氏だけでなくその世代以前の女性起業家も厳しい道を歩んだ。連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)では、主人公のあさが「勉強したい」「働きたい」「会社を作りたい」と、現代ならば当たり前にできることを行動に移していくたびに、周囲の男性はもちろん女性からも、「おなごのくせに」と眉をひそめられる場面が描かれていたのも記憶に新しいだろう。

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