芸能

森進一が息子Takaについて語る「親を忘れなければいい」

息子のバンドONE OK ROCKのライブによく行くという森進一

 9月9日、10日、静岡県浜松市の野外公園「渚園」でONE OK ROCKのライブが開かれた、2日で11万人の観客を集め、大盛り上がりとなったが、一部のファンは「Hard to Love」という楽曲の披露がなかったことを残念がっているという。

 この「Hard to Love」はCD化されていないが、7月のアメリカのライブで初披露された曲。ボーカルのTaka(28才)が、父である歌手・森進一(68才)との断絶と和解を歌ったものだ。

 森進一と森昌子(57才)夫妻の長男として生まれたTaka。森は厳しい父親として、Takaを育てていたが、離婚後、森昌子が親権を持ち、父子の関係は一時断絶したとも言われていた。しかし、実際には森は息子のことを常に気にかけていたという。

 そして、森は最近、ワンオクのライブによく行っている。Takaのインスタグラムには、控え室での父子ツーショットが掲載されることも珍しくない。森にとって、息子の存在が日々の癒しなのだという。

 朝4時起床、8時就寝。ご飯は自炊で、飲み会は苦手。友人も少ない。都心の大豪邸で、ひとり仏壇に米を供え、読書をし、花に水をやる。古希を控えた森は、我欲や執着を捨て、住職のような毎日を送る。

「息子と過ごす時間が救いというか。“この前、子供が来てくれた”って嬉しそうに言っていました。でも泊まっていかなかったって、しょんぼりと(笑い)。Takaのあの新曲を知ったら、なんて言うかなぁ」(森の知人)

 9月11日の昼下がり、散歩帰りの森に声をかけた。

──森さん、ワンオクの10万人ライブ、行きましたか?
「あれね、行こうかと思ったんだけど。遠いし暑いし、人混みもちょっとね。遠慮してしまったんです。良いライブだったと聞きました」

──大変な盛り上がりでした。
「うん。頑張ってるみたい」

──今、父への感謝を歌った新曲が話題になっていて…。
「『Hard to Love』でしょう、知っています」

──どんな感想を?
「そりゃ嬉しいですよ。心震えるっていうのかな。“誇りに思ってるよ”って、あの子にメールしました」

── 一時、断絶なんて言われてましたね。
「父と子ですから。縁が切れるわけないんです」

──息子さんと会っている?
「ま、たまにね。親を忘れてなければいいんです。体さえ健康に生きていてくれたら、僕はなにも言うことない」

※女性セブン2016年9月29日・10月6日号

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