高須:アリとかナシとかいう以前に、「おかしなことをやってる人たちだなあ」って。なんというか、ちょっとキツイことを言ってしまえば、民進党は完全に死んでいるんだよ。いまもしも総選挙をやったら、政権を奪取するどころか、壊滅してしまうはず。
ちょっと前にこの連載でも民進党の幹部たちを「ゾンビの集まりみたいだ」って言ったけど、蓮舫さんが代表になったところで、何も変わらないね。ゾンビのままだよ。それなのに、蓮舫さんは「民進党を政権交代できる政党にしたい」って話してるんでしょ。もしかしたら、すでに死んでいることに気づいてないんじゃないのかな? それじゃあ、本当にゾンビだよ(笑い)。
──ちなみに、蓮舫さんは、野田佳彦元首相を幹事長に起用しました。
高須:当時の民主党政権を崩壊させた人なのにね。それで党内も混乱しているってんだから、本当に意味がわからない。野田さんを起用しなくちゃいけない特別な理由でもあったのかねえ…。まあいずれにしろ、いまの民進党はどうにもならないよ。噛まれたらゾンビになっちゃうからね、気をつけないと(笑い)。
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蓮舫氏が代表となった民進党に対して、ズバッと意見をぶつける高須院長。こういった歯に衣着せぬ意見を言ってくれるところが、ツイッターでも人気となっている大きな理由なのだろう。
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)など。