詳しい作り方は両社のHPで確認してほしいが、私から「不器用な中年男が作るときのコツ」をお伝えする。
・具材は欲張ってたくさん入れない。最後にシートに包めなくなるから。私はウインナー3本、キャベツ、タマネギ、アスパラガス1本を入れたら包むのに苦労した。
・麺はできるだけほぐしておく。冷蔵庫から出してすぐだとなかなかほぐしづらいので、野菜を切る前に冷蔵庫から出しておく。野菜を切ってから、袋の中に入ったままで麺を手でほぐす。麺のほぐれ具合のみがこのレシピのポイントだと感じた。
・加熱しやすいように具材はできるだけ細かく切る。ウインナーは斜め切りにし、アスパラも細いものを使う。
・シートで包むときにちょっとぐらい隙間が空いていても気にしない。
蒸し野菜料理の感覚で具材をいろいろ試してみるのも面白い。加熱時間は4分から5分、シートを乗せた耐熱皿がかなり熱くなっているので、そこだけは要注意されたい。
ネットでは「合わせ調味料を使った料理は手抜きか」論争がしばしば繰り返される。この「ペーパー焼きそば」も手抜きと言われるかもしれない。そもそも焼いてないし。「エア焼きそば」だ。
でもさあ、必死になって取り組んだ仕事よりも、さっさと気軽に済ませた仕事の方が評価が高いってことあるよなあ。人生だって……などど焼きそば食べながら考えてしまった。