芸能

元キャンディーズの伊藤蘭 娘・趣里の気質は夫・水谷豊似

ドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』に出演中の伊藤蘭

 キャンディーズのランちゃんといえば、50~60代の人にとっては青春時代の国民的アイドルだが、解散後、女優としてめざましい活躍を見せているのは周知の通り。10月から始まるドラマの現場密着を通して、女優としての、そして妻、母としての気持ちを、伊藤蘭(61)に聞いてみた。

「白衣を着ると、自然と役柄に入れますね。だからとても大切な衣装です」

 都内某所、10月スタートの医療サスペンスドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』の撮影現場では、白衣に身を包んだ女優たちが朝早くから撮影を行っていた。

「私が演じるのは大学病院の女性医師7名で構成される“解析診断部レディ・ダ・ヴィンチ”の部長医師。自己顕示欲が強く野心や野望がある女帝的なポジションですね(笑い)」

 女性ばかりのチームだけに、派閥や対立も描かれるという。

「でも、撮影の合間は和気あいあい。女子会トークに花が咲いていますよ」

 主演の吉田羊はテレビCMでキャンディーズの歌を踊りながら歌ったことがあり、

「羊さんが『振付に苦労しました』って言うから、『そうなの、簡単そうで難しいでしょ』なんていう話で盛り上がったりして」

 と、和やかな収録の様子がうかがえる。

「女医役は何度か経験していますが、実を言うと私自身は病院が苦手で滅多に行かないんです(笑い)。どうしても病院に行かなくてはならないときは、やっぱり女性同士の方がメンタルな部分までわかってもらえる気がして、女医さんのいらっしゃる病院へ行くことが多いですね」

 娘の趣里(26)は両親と同じ道を歩んでいる。

「顔は私に似ているとよく言われますが、気質は夫似。努力家で、お芝居に対する思いがすごく強いですね。何か言ってこない限り、こちらから口を出すことはほとんどありません」

 夫の水谷豊(64)もテレビシリーズの撮影を抱えている。

「家の中でそれぞれが台詞覚えをしていることもありますよ。豊さんはお気に入りの場所があって、そこで台本を広げていたら私は邪魔しないように別の部屋に行ったりしますが、賑やかな場所でも平気でやっていますね。私は部屋にこもってひとりで集中したいタイプです」

 医療ドラマだけに専門用語が多い台詞には苦労すると言うが、白衣をまとった姿は経験を積んだ女医そのもの。

「そう思っていただけると嬉しいけど、現場では映像チェックしないし、オンエアも録画だけしておいて、かなり時間が経ってからこっそり見るんですよ、私。できたてでまだ湯気が立っているのを見るのは、なんだか恥ずかしくて(笑い)」

 はにかんで笑う彼女は、キャンディーズの“ランちゃん”そのままだ。

撮影■田中智久

※女性セブン2016年10月13日号

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
「家に帰るのが幸せ」大谷翔平がリフレッシュする真美子さんとの“休日”「スーパーにお買い物に行ったり…」最近は警備強化で変化する「デコピンの散歩事情」
NEWSポストセブン
草間容疑者は新宿区内の雑居ビルエントランスで逮捕された
《マスク姿でウロウロ…》草間リチャード敬太容疑者が逮捕前に見せていた“不可解な行動”とは 近隣店従業員が「一見酔っている様子はなくて…」と語る“事件直前の姿”
ハッシーが語った“転落”(本人SNSより、現在は削除済み)
性風俗店受付の面接を受け「なんでこんなことに…」人気棋士・ハッシーが法廷で語った離婚後の“転落”「公園で過ごすことも」【橋本崇載被告・公判】
NEWSポストセブン
アルゼンチンで女性3名が殺害される事件が発生した(Instagramより)
「性的パーティーに誘われて…」「左手の指5本と耳を切断」アルゼンチンで女性3名が殺害 “インスタ生配信”で凄惨現場を約45人が視聴《深刻化するフェミサイド》
NEWSポストセブン
逮捕された草間リチャード敬太容疑者
《黒い帽子にマスク姿で…Aぇ! group草間リチャード逮捕》現場は「警察がよく巡回するエリア」人気アイドルが明け方に露出した際の服装
NEWSポストセブン
米原市役所前で、集まった市民に手を振られる両陛下。雅子さまの、織りのジャケットが華やかな青いセットアップは、2019年、マクロン仏大統領とブリジット夫人とのご会談、昼食会のときにお召しになっていた(JMPA)
天皇皇后両陛下、国民スポーツ大会開会式にご出席 開催地の滋賀は新婚当時に琵琶湖の景色に感動し、歌を詠まれた思い出の場所
女性セブン
総裁選に出馬した林芳正氏(時事通信)
「2時間ほどしていた」「紳士でした」“セクシーヨガ”と報じられた美人インストラクターが語る林芳正氏のスタジオでの姿
NEWSポストセブン
中国の名門・清華大学に在籍する
「あまりにも美しい女性は生配信に向かない!」中国の名門・清華大の美女インフルエンサーが突然の更新ストップ【SNSを巡る親子の対立で物議】
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
《クロスボウ殺人》母、祖母、弟が次々と殺され…唯一生き残った叔母は矢が貫通「息子は、撃ち殺した母をリビングに引きずった」【野津英滉被告・公判】
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《本人が最も恐れていた事態に…》「タダで行為できます」金髪美女インフルエンサー(26)、デリバリー注文のバーガー店が滞在先を暴露「軽視できません」
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”を繰り返していた前橋市・小川晶市長(時事通信フォト)
小川市長”ラブホ会議問題”の前橋市民から出る嘆き 「高崎の親戚からすんげえ笑われた」「男と女でどんな会議なんかい、ほんと恥ずかし」
NEWSポストセブン
たばこ祭りに参加した真矢と妻の石黒彩
《杖と車椅子で10メートルの距離を慎重に…》脳腫瘍のLUNA SEA・真矢が元モー娘。の妻と夫婦で地元祭りで“集合写真”に込めた想い
NEWSポストセブン