グラビア

高橋由美子 「生々しくてヤバい」写真集の秘蔵カット

高橋由美子26歳時の写真集『由美子』より

「20世紀最後の正統派アイドル」と称された高橋由美子(42)が、2001年に刊行された伝説のファイナル写真集『由美子』(ソニー・マガジンズ刊)の思い出を語る。

 * * *
 これが人生最後の写真集。だって……この次に出すとなると脱ぐしかない。これ以上露出したら、次はヌード写真集になっちゃう、というくらいのものにしよう。そんな覚悟を決めて、写真集『由美子』をつくりました。2001年のことでした。

 だから、エロティシズムときれいなものの境目を狙う写真で、そのものズバリは見せないでエッチな写真集を作りたい、微妙なラインを見せたいという思いがあったんです。

 そもそもの経緯は、アイドルとしての黄金期が過ぎた当時26歳の私に、新しい写真集を作りたいというオファーをいただいたんです。初めはあまり気乗りしなかったので、まあ無理だろうと「アフリカに連れて行ってくれるのならいいよ」と返事をしたら、それがトントン拍子で、行けることになっちゃった(笑い)。

 ケニア、タンザニア、ロンドン、伊豆大島の大旅行になりましたね。人生を変える旅になるような気がして、アフリカへ行く飛行機の中で、クラシック音楽を聴いてひたっていたなぁ。

 それまで、「20世紀最後の正統派アイドル」と呼ばれた時代から、多くのグラビア撮影や写真集をやらせていただいていました。ですから、幸せなことに、パリやニューヨーク、ミラノ、はたまた南の島まで、さまざまなところで写真を撮っていただきました。

 変な話なんですが、誰かほかのタレントさんの写真集を見ても「あ、マンハッタンだとやっぱりここで撮るよね~」なんて、すぐ場所がピンと来ちゃうくらいだったんです(笑い)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン