芸能

真矢ミキが語る 一杯のシチューからわかった人間同士の絆

真矢ミキが語る「シチューが教えてくれたこと」

 日々を共に暮らす夫婦の間でも、本音を抑えてコミュニケーションをとってしまうことはある。女優・真矢ミキさん(52才)が今回は、一杯のシチューに気づかされた夫の思いについて、語ってくれました。

 * * *
 その夜、私はやらねばならぬことを山のように抱えておりました。あれやってこれやって、あの人にお礼のメールして…、おおっと、明日の番組のためにあれも読んでおかなくちゃ! でも、全部やってるとまたもや睡眠時間が5時間を切ってしまうー!!

 そのとき、電話が鳴りました。スマホの画面には、夫の名前。それを目にした瞬間、もうひとつ重大な“やらねばならぬこと”を思い出しました。いや、忘れていたわけじゃないんだけど、頭の隅っこの方に置いて、チラチラと横目で眺めていたこと。そう、昨日夫に言った、

「明日はシチューかなんか作っておくね」

 というひと言。私は朝の番組をやっているので、夫の帰りが遅いときは「おやすみ」を言わないまま寝ちゃうことも多々ある。前の週はそういう夜が続いていて、流石にこりゃ妻としていかん、と私の心は動いていた。だから寝たあとでも温めて食べられるものを作っておこうと思ったわけです。

 そのときの彼のリアクションが「うん」という軽いものだったから、『作っておくねとは言ったけど、彼だってどれほど食べたいかわからない。もしかして押し売り? 睡眠時間を優先してもいいのではないか?』と今度は現実味ある心が動きだした。

 まさしくそんなことを思ったとき、彼から電話がかかってきたのですよ。彼の用件は、いま作っている舞台に必要な衣装を私が持っているかどうか?というもの。

関連キーワード

関連記事

トピックス

近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
女性セブン
各地でクマの被害が相次いでいる(右は2023年に秋田県でクマに襲われた男性)
「夫は体の原型がわからなくなるまで食い荒らされていた」空腹のヒグマが喰った夫、赤ん坊、雇い人…「異常に膨らんだ熊の胃から発見された内容物」
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
相次ぐクマ被害のために、映画ロケが中止に…(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
《BE:FIRST脱退の三山凌輝》出演予定のクマ被害テーマ「ネトフリ」作品、“現状”を鑑みて撮影延期か…復帰作が大ピンチに
NEWSポストセブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン