芸能

長年取材ベテラン記者・カメラマンによるSMAP5人の思い出

SMAPを追いかけた記者・カメラマンが語る5人それぞれのエピソード

 2016年内をもって解散を発表したSMAP。これまで5人と共に歩んできたファンは、涙にくれる日々が続いている。そこで、25年間、SMAPを見続けてきたカメラマンTと女性セブン記者Sが、SMAP5人の歴史をそれぞれ振り返った。

◆「いいひと」すぎたつよポン
『いいひと。』は草なぎ剛(42才)にとって初の主演ドラマ。その取材現場で彼は気合が入りすぎたのか、寒空の下、ワイシャツ1枚に。

「その日は春なのにすっごく冷えて、みんなで暖を取っていたんです。彼は上着も着ないから、『寒くないですか?』と聞いたら『大丈夫!』とガッツポーズをとっていて。だけど翌日、風邪で撮影延期になってました(苦笑)」(カメラマンT)

◆ふざけすぎ? な香取くん
『西遊記』や『こち亀』などはともかく、『未成年』『薔薇のない花屋』など、シリアスなドラマの取材の場合でも、必ず最後にサプライズするのが香取慎吾(39才)。

「SMAPみたいな売れっ子は、撮影時間はいつでも短時間ですよ。もっと欲しいくらい。それでも、こっちが“よし撮れた”って思うと、わかるんだろうね。必ず最後にヘン顔をしてくるんです。結局それは使えないんだけど、彼のサービス精神がうれしかったねぇ」(カメラマンT)

◆いい香りすぎるキムタク
 芸能人と取材陣の距離は、これでもかというほどの近い時もある木村拓哉(44才)。

「全員が取材陣の横を歩いて退場していったとき。列の最後が木村くんだったんだけど、彼が通ったら香水のいい香りがふわ~っとして。女性カメラマンだけでなく、おじさんカメラマンも『わ!いい香りだ!』ってざわめいたよ(笑い)。彼はデビュー間もない頃からアクセサリーをつけておしゃれだったから、『やっぱりキムタクだな!』って盛り上がったよね」(カメラマンT)

◆いじられすぎる吾郎ちゃん
 1997年のコンサートでなぜか“7:3分け”で登場した稲垣吾郎(43才)。

「メンバーがみんなうれしそうに、『なんでなの?』っていじってました(笑い)。あんなに丹精な顔立ちでかっこいいのに、『雨降ると困るんだよ。カツラで来ればよかったかな』とメンバーのいじりを受け止める。中居くんも“キャラがブレないからいじりやすい”っていってましたしね(笑い)」(記者S)

◆ガッポリすぎる中居くん
 主演した『ナニワ金融道』(1996年~2015年)の記者会見でのこと。まじめな顔して「今銀行の合併とかしてるけど、通帳の書き換えしてないんだけど大丈夫かな?」と中居正広(44才)が取材陣に発言。

「当時長者番付に載ってた彼がいうからもう爆笑しちゃって。会見でも空気を読む能力はピカイチですよ。彼は本当に頭の回転がよくて、難しい質問が来たら中居くんが答えるし、それをちょっと笑いに変えたりできるんですよねぇ」(カメラマンT)

※女性セブン2017年1月5・12日号

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
中途採用応募者が急に増えて担当者は困惑(写真提供/イメージマート)
《SNSの偽情報で実害》中途採用に「条件満たさない」応募者が激増した企業、勝手にFラン認定された大学は「少子化の中、学生に来てもらう努力を踏み躙られた」
NEWSポストセブン
趣里(左)の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊(右=Getty Images)
趣里の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊、父と娘の“絶妙な距離感” 周囲が気を揉む水谷監督映画での「初共演」への影響
週刊ポスト
日本復帰2戦目で初勝利を挙げたDeNAの藤浪晋太郎(時事通信フォト)
横浜DeNA・藤浪晋太郎を大事な局面で起用する三浦大輔監督のしたたかな戦略 相手ファンからブーイングを受ける“ヒール”がCSの行方を左右する
週刊ポスト
宮路拓馬・外務副大臣に“高額支出”の謎(時事通信フォト)
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24週分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張
週刊ポスト
15人の大家族「うるしやま家」(公式HPより)
《ビッグダディと何が違う?》フジが深夜23時に“大家族モノ”を異例の6週連続放送 今、15人大家族「うるしやま家」が人気の背景 
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(左上・HPより)
《お前ら今日中に殺すからな》ゴルフの名門・沖学園「解雇寮長の暴力事案」被害生徒の保護者らが告発、写真に残された“蹴り、殴打、首絞め”の傷跡と「仕置き部屋」の存在
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン