「そのまま放送したら、その回がその年の年間視聴率No.1に。2015年にも再放送したら、またウケました(笑い)。食事のマナーもお伝えできるのが、レシピサイトと違うテレビの良さだと思います」(チーフプロデューサーの大野敏明さん)

 その鈴木さんは、「食べることは生きること」と語る。

「食べることは生きることです。とくに、今の時代、子供たちに何をどう食べさせるかは、大きな問題になっていますね。でも、“私の料理が家族の命を支えている”と思えば手は抜けませんわね。子供は家族のためにせっせと料理に励む母親の姿をちゃんと見ていますよ。

 私が、いわゆる料理研究家としてテレビにデビューしたのは46才のときでした。当時、ご近所の奥様方に頼まれて、自宅でお料理を教えていたの。それが好評でお声がかかったの。最初のメニューは、青豆(グリーンピース)ご飯です。当時はちょうど電気炊飯器が普及し、ご飯が簡単に炊けるようになった頃でした。

 でも、私としては、アルミのお鍋で直火で炊いたほうが早く炊けますし、格段においしい。お料理教室でもうちのご飯はおいしいと評判になっていたので、ご飯ものでスタートすることにしたんです。どんなときもおいしいものを出すのが私の使命ですからね」(鈴木さん)

※女性セブン2017年1月5・12日号

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