普段からねぎたっぷりのみそ汁を飲むと言うのは今津さんだ。
「みそのような発酵食品は、腸内で有害な菌が増えるのを抑えてくれますし、免疫力を上げる必須アミノ酸も摂取できます。ねぎは腸内の善玉細菌の栄養素となる食物繊維が豊富なだけでなく、アリシンという殺菌作用を持つ成分があるので欠かせません。ほかの具のときも、刻みねぎをトッピングしています」
では、ねぎを焼いて首に巻くという“おばあちゃんの知恵袋”はどうか。「理にかなっている」と今津さん。そのアリシンを鼻から吸収できるのだそうだ。
ヨーグルトを毎日、食べているのは池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さん。
「ヨーグルトは体内のリンパ球を活性化させ、免疫力を上げます。私は、毎朝ヨーグルトを食べて、診療の後は飲むヨーグルトをとるようにしています」
朝晩のヨーグルトはすぐに真似できそうだ。
横浜クリニック院長の青木晃さんは、サプリメントを活用している。
「ビタミンCとビタミンDを毎日とっています。ビタミンCには抗酸化作用があり、体内に入ったウイルスや細菌を殺す白血球の動きをサポートしますし、ビタミンDには免疫を活性化させる作用があります」
※女性セブン2017年2月2日号