国内

男性保育士論争に45才女性「触診が気にならないのと同じ」

議論を巻き起こしている「男性保育士の着替え手伝い問題」

 男性保育士が働きやすい環境をつくるとして千葉市が4月から実施する『男性保育士活躍推進プラン』を巡り、激しい議論が起きている。きっかけは、5才の娘の父でもある同市の熊谷俊人市長(38才)が「娘の着替えを男性保育士にさせないでと親の声があった」などとツイッター上で明かしたことだった。

 議論を巻き起こしている男性保育士問題だが、賛否両論の意見があがっている。

「4才の娘を保育園に入れていますが、男の先生がいても気にならないですよ。男の医師に下着の上から体を触れられても気にならないっていうのと同じ」(福岡・45才・自営業)

「現在3才の娘を保育園に入れています。気にしすぎといわれるかもしれませんが、男の先生はやめてほしいです。世間には幼児趣味の男性もいるわけですから。私自身も出産時、男の医師は嫌だったので、女性の産婦人科医を探しましたし。もし年を取って介護してもらうのも男性だったら嫌だなと思います。でも長男を保育園に通わせているときは女の先生にお世話されることは何も感じなかったので、女性ならではの感情かもしれません」(和歌山・40才・パート)

「私には2才の娘がいますが、男性保育士が女児の着替えやおむつ替えができないことがハラスメントとは思わなくて、男性保育士の得意なことはたくさんあるので、そこは保護者の気持ちを優先して、着替え&おむつは女性保育士に任せればよいかと思います」(東京・30才・会社員)

「待機児童問題が深刻化しているなか、多くの保護者は、“保育士に感謝こそすれ、クレームなどとんでもない”という考えかと思っていましたが、そうではないんだな、と今回の論争を見て思いました」(東京・40才・自営業)

※女性セブン2017年2月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン