芸能

年間3分の2は海外のイモト 本の虫&カメラの腕はプロ級に

イモトアヤコの驚きのヒストリー

 2007年、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の「珍獣ハンター」として鮮烈デビューを飾ったイモトアヤコ(31才)は今年2月、番組10周年の節目に「ロケ地100か国」を達成した。彼女の生い立ちをひもとくと、驚きの歴史が見えてきた。

 鳥取県内の進学校、米子西高校へ進学したイモトは、早稲田大学を目指すも不合格。文教大学情報学部に進学したイモトは、東京の空気に浮かれた。当時のイモトは『CanCam』を愛読し、白のカプリパンツにパンプスという流行ファッションで校内を闊歩していたらしい。

 3年の時、周囲が就職活動の準備を始めるのを横目に、彼女はワタナベプロダクションの養成所に入る。

「でも、養成所では散々でしたね。実力順にA~Cクラスに分けられ、彼女はCクラス。月1のネタ見せライブでも滑りっぱなしで、成績は常に下から5位以内。でもあいつはいつも一生懸命でした。演技やダンスの授業にも出ていて、努力が認められる形で事務所所属枠に引っかかったんです」(プロダクション関係者)

 人生の転機はわずか1年後。

「日本テレビでネタ見せのオーディションがあるから行ってこい」

 事務所スタッフに言われるがまま受けたオーディションが、『イッテQ!』の新コーナーに関するものだった。当時、柳原可奈子(31才)の女子高生ギャルのモノマネがウケていたこともあり、イモトは逆張りに賭けた。キャラ設定は「ド田舎の女子高生」。太眉とセーラー服の組み合わせは、このオーディション時に生まれたものだった。

「でも、ネタ披露には一切興味を持たれなかったそうです。唯一、『走るのが速い』という部分にだけディレクターが異常に食いついて(笑い)。その後はネズミを食べられるか、とか、野宿は平気か、とか質問がどんどん変な方向に行き、彼女は全てにイエスと答えたらしい。で、蓋を開けたら『珍獣ハンター』だったと」(テレビ関係者)

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