国内

安倍首相の後援者や安倍家関係者が恐れる「昭恵さんの出馬」

自由奔放な振る舞いに周囲はやきもき

 森友学園が新設する予定だった小学校の名誉校長を引き受けていた安倍晋三首相(62才)の妻・安倍昭恵さん(54才)。その破天荒な行動に、困惑する人も多い。

「まずは安倍首相です。周囲には“おれは知らなかった。なんで勝手に小学校の名誉校長を引き受けるなんてことをしたんだ”とこぼしています。誰よりもショックを受けているのは、安倍家という名門政治家一族を束ねている洋子さんではないでしょうか」(安倍首相に近い政界関係者)

 安倍首相の父・安倍晋太郎氏は通産相、外務相などを歴任。その妻で、安倍首相の母親である洋子さん(88才)の父親は、「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介元首相である。政治家一族の歴史を見守り続けてきた洋子さんは「政界のゴッドマザー」と呼ばれている。

 洋子さんの長男・寛信氏は商社マンとして成功し、次男・晋三氏は首相になった。三男の信夫氏は生まれてすぐに実家の岸家に養子に出て、現在は代議士となった。

 そして、洋子さんにしてみれば、安倍家の跡取り問題も重要。安倍首相と昭恵さんの間には子供はないが、兄夫妻には息子が1人、弟夫妻には息子が2人いる。洋子さんは3人の孫たちに大きな期待を寄せている。

「洋子さんは数年前、長男の息子・寛人くんが政治家になりたいと言っているのを聞いて、本当に嬉しそうにしていました。でも、優しい子だからおばあさんを安心させようとそう言っただけかもしれず…。本人は弁護士を目指しています」(政治ジャーナリスト)

 兄嫁・幸子さんはある雑誌の取材に対し、「本人は政治家になるつもりはないようです」と断言している。現時点では後継者に最も近いと言えるのが、三男・信夫の長男だという。

「信夫の息子は2人とも幼稚舎から慶應で、長男の信千世くんはフジテレビに入社。大学時代は準硬式野球部に所属したというハンサムなスポーツマンで、今は報道局に配属されています。政治家にも意欲を持っているそうです」(前出・ジャーナリスト)

◆安倍家関係者が恐れている…

 安倍家の“後継者候補”を育ててきた兄嫁と弟嫁。現在、2人と昭恵さんとの間にはほとんど交流がなく冷えきっているという。

 洋子さんはインタビューで《年末年始やクリスマス、わたくしの誕生日など、ことあるごとに三兄弟の家族が集まります》と話していたが、

「その時も昭恵さんだけが別なことが多いんです。数年前の洋子さんの誕生会でも、昭恵さんだけがいなかった。何でもミャンマーに出かけていたらしく…。兄嫁と弟嫁にしてみると、昭恵さんは行動力があって、自由奔放なのも結構だけど、“もうお年なんだから、あまりお義母さんに心配をかけないで”という思いがあるようです。

関連記事

トピックス

元皇族の眞子さんが極秘出産していたことが報じられた
《極秘出産の眞子さんと“義母”》小室圭さんの母親・佳代さんには“直接おめでたの連絡” 干渉しない嫁姑関係に関係者は「一番楽なタイプの姑と言えるかも」
NEWSポストセブン
岐阜県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年5月20日、撮影/JMPA)
《ご姉妹の“絆”》佳子さまがお召しになった「姉・眞子さんのセットアップ」、シックかつガーリーな装い
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《極秘出産が判明》小室眞子さんが夫・圭さんと“イタリア製チャイルドシート付ベビーカー”で思い描く「家族3人の新しい暮らし」
NEWSポストセブン
ホームランを放ち、観客席の一角に笑みを見せた大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平“母の顔にボカシ”騒動 第一子誕生で新たな局面…「真美子さんの教育方針を尊重して“口出し”はしない」絶妙な嫁姑関係
女性セブン
川崎春花
女子ゴルフ“トリプルボギー不倫”で協会が男性キャディにだけ「厳罰」 別の男女トラブル発覚時に“前例”となることが避けられる内容の処分に
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日の親子スリーショット》小室眞子さん出産で圭さんが見せた“パパモード”と、“大容量マザーズバッグ”「夫婦で代わりばんこにベビーカーを押していた」
NEWSポストセブン
六代目体制は20年を迎え、七代目への関心も高まる。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
《司忍組長の「山口組200年構想」》竹内新若頭による「急速な組織の若返り」と神戸山口組では「自宅差し押さえ」の“踏み絵”【終結宣言の余波】
NEWSポストセブン
第1子を出産した真美子さんと大谷(/時事通信フォト)
《母と2人で異国の子育て》真美子さんを支える「幼少期から大好きだったディズニーソング」…セーラームーン並みにテンションがアガる好きな曲「大谷に“布教”したんじゃ?」
NEWSポストセブン
俳優・北村総一朗さん
《今年90歳の『踊る大捜査線』湾岸署署長》俳優・北村総一朗が語った22歳年下夫人への感謝「人生最大の不幸が戦争体験なら、人生最大の幸せは妻と出会ったこと」
NEWSポストセブン
漫才賞レース『THE SECOND』で躍動(c)フジテレビ
「お、お、おさむちゃんでーす!」漫才ブームから40年超で再爆発「ザ・ぼんち」の凄さ ノンスタ石田「名前を言っただけで笑いを取れる芸人なんて他にどれだけいます?」
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン