「卵子提供者の顔、年齢、学歴など膨大なデータをもらったけど、自分で選ぶことはしませんでした。夫がO型だったので、何かあった時に輸血できるよう血液型だけを考慮して。自分の顔に似た提供者を探す人もいるけど、私は子供をデザインするみたいで嫌だった。

 それに、自分と同じ顔の子しか愛さないなんておかしいでしょ? きょうだいだって顔も性格も違うし、育て方と環境によると思う」(野田議員)

 提供者の情報を自ら避けたという野田議員。

「そういう意味では私も今回の匿名卵子提供と同じようなものですね。国内で卵子提供を受ける制度があれば、日本の医療を受けられる安心がある。アメリカのように医療費が高い国で行うより金銭的な負担が減るし、国内移動なら体への負担も軽くなります。妊娠中や産後も何かあった時にすぐ提携する病院に駆け込めるし、家族が近くにいられるのも心強いでしょうね」

 息子の真輝くんはこの春、保育園を卒業。重度の障害を持つため、4月からは特別支援学校に通い始める。野田議員は最後、愛息の写真を記者に見せながらこう語った。

「かわいいでしょう。本当は2人目がほしいけど、子宮を摘出してしまったので出産はもう無理。今は夫も“1人の育児でも大変!”って言ってるから、私がリタイアしたら養子縁組を考えています」

※女性セブン2017年4月13日号

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