国内

首相主催の桜を見る会 昭恵夫人招待の怪人脈を事務方恐れる

週末を別荘で過ごした安倍夫妻

「森友学園」問題が紛糾する中、プレミアムフライデーに続く週末を山梨県鳴沢村の別荘で過ごした安倍首相夫妻。一連のスキャンダルでは、昭恵夫人(54才)は “軽率”、“脇が甘い”となどと批判され、自宅(東京・富ヶ谷)の2階と3階に同居する姑の洋子さん(88)からもきつく叱られたという。夫妻の仲は完全に冷え切り、別居状態なのでは…とまで言われている中、久々にツーショットで登場した夫妻。金曜日の午後から土、日を別荘で過ごし、ゴルフや温泉を楽しんだ後、富士河口湖町のハンバーガー店で昼食後にキャッチされたものだが、ふたりの表情の違いに、今の状況があらわれているようだ。

 そんな中、関係者が気がかりだというのが、安倍晋三首相(62才)が主催する「桜を見る会」だ。

 4月15日に東京・新宿御苑で開催される「桜を見る会」。各界の著名人らが招待されるこの会に、昨年はアイドルグループ「ももいろクローバーZ」や人気子役の鈴木梨央(12才)ら約1万6000人が出席した。毎回、華やかな集いとなるが、今年は「森友学園スキャンダル」のおかげで波乱含みだと関係者は戦々恐々とする。

「桜を見る会には首相だけでなく、官房長官や官邸のスタッフが招待するゲストもいますが、実は昭恵夫人が招待する客もかなり多い。事務方は名前や肩書などを把握していますが、その人たちのバックグラウンドや昭恵夫人との関係までを把握しているわけではない。その中に“籠池さんみたいな人”がいないかと肝を冷やしています。国会での追及も流動的な中で、そもそも昭恵夫人が出席しない可能性もありますからね」(政界関係者)

 森友学園への国有地払い下げに本人や妻、事務所が関与していれば「首相も国会議員も辞める」と安倍首相が国会で啖呵を切っただけに、日本中が注目している今回の騒動。学園理事長・籠池泰典氏が証人喚問で「口利きの証拠となるFAX」「昭恵さんの100万円の寄付」を暴露すると、“政権の敵”と見なされたのか、大阪地検特捜部による籠池氏の捜査が始まった。

 国会で嘘つき呼ばわりされ、小学校の開設認可も失い、土地も取り上げられ、建設費支払いで破産も迫り、失うものはもはや何もない籠池氏サイドは猛反撃に出ている。3月末にはツイッターを開設し、《安倍夫妻は本当の事を言うべき》《いっぱい謂いたい事あります(中略)時期見て発表します》と新爆弾もちらつかせて安倍首相を追い込んでいる。すでにフォロワーは1万人を超えた。

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