スキャンダル発覚後もイベントや公演に出てきては開き直りとも取れる発言を繰り返していた昭恵さんだが、籠池氏の証人喚問あたりからやようやく大逆風を感じ始めたのかフェイスブックの更新も止まり、公の場に姿を見せなくなった。

「昭恵さんは“私に批判的な意見の人も受け入れる”と公言してきましたが、ここまでバッシングが始まると、さすがに余裕がなくなった。政治家にとって最も怖いのが、地元支持者が離れていくこと。これから地元での謝罪行脚が始まり、さらに精神的に追い詰められるでしょう」(政治ジャーナリスト)

 従来の首相夫人の枠にとらわれない行動派の昭恵さんが務める名誉職は30をくだらないといわれる。

「首相夫人という立場を狙って近づく人もいます。籠池さんもそうです。たとえば昭恵さんは大麻解禁を支持する立場ですが、彼女が応援していた大麻加工会社社長は不法所持で逮捕されました。『お花見の会』にそうした“怪人脈”が招待されていないか、事務方はヒヤヒヤしているんです」(前出・政界関係者)

 その脇の甘さが、「アッキード事件」と揶揄される前代未聞のファーストレディー・スキャンダルを引き起こしたことは間違いない。

※女性セブン2017年4月20日号

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